アメリカ東部に多く生息する「周期ゼミ」

その中で13年に一度、繁殖のため地面から出てくるものを「13年ゼミ」と言います。

そして今年は、13年ゼミの当たり年らしく、アメリカ、ミズーリ州にはセミが大量発生し、大変な状況になっています。


この大量発生したセミを何かにいかせないだろうか?

地元のアイスクリーム屋さん「スパーキー」の店主が思いついたが「セミ入りアイスクリーム」なのです。

作り方は、従業員たちがお店の裏庭から死んだセミを回収し、それらをよく煮てからチョコレートでコーティングして、ブラウンシュガー&バター風味のアイスに混ぜこむのです。

ちなみに、セミの羽は煮る前にほとんど取り除かれるのですが、パリパリとした食感を出すという理由で、あえて少し加えられえうのだそうです。


このセミアイスを売り出したところ、なんとこのアイスが完売必死の売れ行きで、従業員がお店のショーケースに入れる間もなく、30分程度で売り切れてしまったらしいです。

食べるところを想像しただけでも、ゾッとしてしまうセミアイスなのですが、セミアイスを食べた人によると、「ピーナツとたいして変わらないよ」と答えたそうです。

興味はありますが、やっぱり食べるのはちょっと考えてしまいますね。


ちなみにこのアイスの次回の販売予定は、13年後の「2024年」だそうです。

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