講義は概論、各論が済むと終了試験。そして、グループワーク。

 保健所実習は久留米保健所だった。保健師と新生児の成長経過のチェックと

 育児に対するアドバイスと援助の方法を学び、レポートにまとめる。

    そして、

 助産所実習。助産所での妊娠経過と保健指導、分娩介助法は学びが大きい。

 

 一年間で多くの実習を経験する。

 その中でも大変だったYubung、 Lieferaining

(ドイツ語で、分娩実習という)学生は、ユーブングと言っていた。

 教室での講義が終わると、分娩介助に関するテキストやノート持参で

 分娩室に行き、夜勤助産師に挨拶をする。

 産婦が入院してきたら呼び出される。それまでは、待機室でスタンバイ。

 待機室は、分娩室から少し奥まったところに位置し、2段ベッドだった。

 コールがない時、深夜ラジオをよく聴いていた。星空流れ星

 1977年から1978年「久米宏と顕(あきら)の朝ですよ」5:30~6:30鳥

 この番組の何かに応募したら、当選しレコードを貰った。スター

 実習中

 仮眠しているところに、容赦なく呼び出される。電話が鳴ると、緊張は高まる。

 学生が受け持つ産婦は、妊娠経過中、異常がないこと、特別室に入院する

 特別な産婦は除かれる。また、受け持ちの許可を産婦に確認すること。

 条件が満たされれば、受け持ち産婦として、分娩経過を見て分娩介助をし、

 産後も家庭訪問、新生児訪問をする。規則の10例介助し担当する。

しかし、

 私は、当時映画会社の社長の御子息の分娩介助をさせて頂くびっくりマーク

 新生児訪問で、まず驚いた事は「エレベーターで、5階で降りて下さい。驚き

 すぐ玄関です」と。おっしゃるとおり、エ降りたところが降りた所がすぐ玄関。

 新生児訪問では、何を話したか覚えていないが、 お手伝いさんがいて、

 ミルク作りや授乳、おむつ交換等の育児には困らない環境だった。

 

 分娩介助実習中、クラスメートで多い人は10例以上介助できた。