矢ヶ﨑克馬先生がお書きになった

放射線被曝の隠蔽と科学」 が

緑風出版より発行された。(3200+税)

その中から一部を引用してみると・・・




東京オリンピック招致決定直後、

安倍前首相は、

「健康に対する問題は、今までも、現在も、

これからも全くないということは

はっきりと申し上げておきたいと思います」

と言明した。


官庁あげて

「福一事故後に放射線健康被害は一切ない」

という大うそと

市民への被曝強制である「食べて応援」を

キャンペーンしている。


政府は、ヒトのいのちを守ることより

何を優先しているのだろう?



トリチウム

その他の放射能入り貯水タンクの水を

海に捨てる」と政府が強行しようとする時、

風評被害を心配する市民の声が上がるが、

魚介類の放射能汚染を指摘する声は

皆無と言って良い。 

これほど文化統制は行き渡っている。



福一への津波の襲来は地震発生後41分であり

津波によって補助電源がすべて失われたのは事実であるが

原発の冷却水自然循環喪失は、電源喪失によるのではなく

地震後わずか1分30秒後なのである。

「配管が地震に対して耐久性がなかった」ことを示すデータであり、

地震には耐えたが津波でやられた

ということにしている事故原因認識が

虚構であることを示している。

地震列島日本には、原発は不可であることを示すデータである。


事故原因の真相(地震による細管の破断)は、

原発維持のために、

永久に語られないであろう。。。

政府は事故終息宣言をし、

市民のいのちを軽視し続けます。

これは

原発維持の新たな「安全神話」なのです。

被曝押しつけ政策を跳ね返しましょう。
(引用おわり)

矢ヶ﨑先生は、

一人一人が気づき、行動し、

人権無視の日本を変えていかないといけない

と、おっしゃっています。

そして、内部被曝の危険性を説き、

放射能汚染の可能性のある食品や

農薬・化学調味料を極力体に入れないように

と、訴えておられます。