今日は、全日本女子バレーのキャプテンの古賀紗理奈さん

 リオオリンピックでは日本代表に選出されず、東京オリンピックでは試合中のケガ、と悔しい想いを胸に、

 成長し続ける彼女の能力について、

 古賀選手が信頼を寄せる“里さん”、所属チ―ム・NECレッドロケッツでハイパフォーマンスディレクター兼パフォーマンスアーキテクトを務める里大輔(37歳)氏の解説から紐解いていきます。

 

 

「(古賀は)伝えた言葉を絵にする力に長けていて、言ったことができるようになるスピードがめちゃくちゃ速い。しかもそれをゲームで発揮する速度が素晴らしく速い。“八流”どころか、しっかり“一流”でした(笑)」

「次の動作へいかにスムーズに入れる重心をつかむか。練習時から、レシーブの後の攻撃に入るタイミングやスパイクの後に切り返して下がる動きなど、古賀は常に“連動”を意識し続けた。自らの身体で感覚をつかみ、体現する中で悪癖を取り除く。その速さが圧倒的だった。

「古賀に限らず、僕が見たバレーボールの選手たちはどこからがグッドで、どこまでがバッドなのか、プレー以外でその線を引かれたことがなかったのだと思います。だからその線を引いて、感覚を言葉にするプロセスを知ると、今まで何となく知っていたことが言語化され、『そうだったのか』と納得できる。古賀はまさにそうで、1つ1つの動きを繊細に言語化していくと、『あ、そうです。そこです』と彼女の感覚の扉が1個ずつ開いていきました。

 大事なのはそれを自分の動きで再現できるか。古賀は人の3、4倍の時間をかけて繰り返しやり続けます

なおかつ、そうやって培ったものを試合で出すスピードが速い。他の人と比べても3分の1ぐらいの速さでやってのけていました。(他競技のアスリートを含めても)あれほどの選手はなかなかいません」

「(古賀は)周りからは“頑固な選手”だと思われているかもしれませんが、僕から見れば、常に“こうなりたい”と求めている素直な欲しがりさん(笑)。伝えた言葉を絵にする能力に長けているだけでなく、何がわかっていて、何がわかっていないかを正確にわかっている

 

 先日、YouTubeで古賀さんの腹筋を見たのですが、贅肉がまったくなく、筋肉バキバキでした😆

 

 

古賀さんは一昨年、全日本男子の西田有志さんと結婚しましたね😊