今日は、昨日の記事に関連した”死”について、終活について考えていきます。

 私も、残念ながら、死について、終活を考える年齢になりました。

 今まで、自分らしい生き方については、いろいろ述べてきましたが…

 

 発達心理学で”エリクソンの発達段階”がありますが、

とうとう、人生の最終段階、つまり、成熟期・老年期 (統合性 対 絶望)を迎えています。

「今までの自分のライフワークや生活を総合的に評価しなおすという営みを通して、自分の人生を受け入れて、肯定的に統合しなければならない。統合性を獲得することができれば、心理面の安定が得られ、人間的な円熟や平安の境地が達成される。」

 

 

 

概要

 近年では人の死をめぐって、安楽死尊厳死が話題に上ることが多くなりました。

 一人ひとり、理想の生き方や死に方を考える時代になってきたともいえるでしょう。

 

安楽死と尊厳死の意味

安楽死とは、患者が病気や怪我などから回復の見込みがなくなった場合や、「死」以外に人間らしさを保つ方法がないと判断される場合に、苦痛から解放させるために意図的にもたらされる死のことです。人為的に医療的措置を施すケースもあります。

尊厳死とは、その人がその人らしく、人間としての尊厳を保ったまま死に至ることです。患者の意思に基づいて延命治療は施さず、自然な死を指す意味もあります。広義の尊厳死という言葉には、死ぬ瞬間のことに加えて自然に死ぬという選択をした後に、死ぬまでの間の自分らしく生きていくという時間も含まれます。

 

 日本では、尊厳死は法律上認められていない。

 尊厳死を望む場合は、

〇まず第一歩として、家族と意見を合わせる必要がある。

〇「尊厳死宣言書」を用意する。

〇内容は、「延命治療をせずに尊厳死を希望すること」を理由とともに明記します。また、家族の同意があること医師に責任を求めないことも書きます。「本人の気持ちが変わって無効にしない限り有効」であることを記しておくことで、本人の意識が回復しなかった際にも、この内容は実行されます。

 

《感想など》

 人間としての尊厳を持ちながら、

   自然の中で、自分らしく楽しく生きる、とともに、

自分らしく自然に死ぬ。

 まずは、自分の幸せな”生”の締めくくり

 そして、社会の中での望ましい自分の果たす役割を考える。

 

 

 沢田聖子 「想い出のオルゴール」