今年に入り、世界の政情や動きが不安定、不穏になってきました。

 今の時代は、星読みによると”水瓶座・冥王星時代”に入ってきました。

 水瓶座は”変革”の星座、冥王星は”破壊・再生の星。

 

 世界の変革新しい価値観の創出 が求められているように思われます。

 

 産業革命以後の覇権主義について、振り返っていきます。

 

 「資本主義の終焉と歴史の危機」

       (2014年 著者:水野和夫さん)によると、

 そもそも、資本主義とは、先進国が「周辺」つまり、フロンティアを広げることによって、先進国「中心」が利潤率を高め、資本の自己増殖を推進していくシステム

 

(英国)大英帝国の繁栄

 18世紀の産業革命により、供給能力や労働生産性が著しく向上。

 市場をフロンティア世界に求め、海賊行為と奴隷貿易によって、その経済の基礎を築いた。

 

(米国)国内のフロンティア開拓から

                                    金融・IT革命による世界覇権

18世紀、欧州からWASPがアメリカ合衆国を建国

国内の広い市場開拓、豊富な資源、人口増加、自国主義

覇権主義は英国から米国へ  米国は世界一の金保有へ

米国はベトナム戦争で疲弊、財政赤字増加

ベトナム戦争後の高インフレを克服

1989年 ベルリンの壁崩壊、東西冷戦終結

1990年代 金融革命(金融工学+IT)によりグローバル金融経済を形成し、経済復活し覇権加速。

 グローバリゼーション加速

     先進国の産業空洞化・中間層の没落

2020年 コロナショックから、大規模な金銭給付、金融緩和によりいち早く回復。

      米国経済一人勝ち。

2022年2月 ロシアのウクライナ侵攻

 米国のロシアのドル資産凍結により、

特に新興国のドル離れが進む

 先進国と新興国の分断

 同年3月 米国が金融引締め開始。

                      超低金利から高金利への転換

     

 

中国)毛沢東氏の共産主義→鄧小平氏の開放政策

              →習近平氏の共同富裕

2008年 リーマンショック後、

                  高い成長率で世界経済を牽引。

               一帯一路政策

        国内の過剰供給設備、過剰労働力を世界に輸出

     米中対立、台湾政策、国有企業優遇

     不動産バブル崩壊、景気後退、不良債権増

 

風の時代、”水瓶座・冥王星時代

 

<地の時代〉  →風(双子・天秤・水瓶)の時代

「お金、モノ」 → 情報、体験、心の豊かさ

「権力、国家、大企業」 

                             →個人、人脈、ボーダレス

 タテ社会 安心 → ヨコ社会 信頼 協調 平等

 個人が尊重され、自分らしく、心豊かに生きる時代へ

 

 水瓶座は”変革  冥王星は"破壊"・"再生"の星☆彡

 

 覇権主義の終焉

  → 民主・共存主義へ 協調、平和、平等

 ドルに代わる世界の基軸通貨は

 世界平和は絵に描いた餅なのか❓

 

 実は私は今、こういう風に思っています。

 

 覇権主義の終焉 → 世界平和 の

    いづれでもない、"混とんとした時代"

 米中対立、先進国と新興国の分断。

    ロシアのウクライナ侵攻、中東情勢の悪化。

 

 政治の本質は、片方は  権力や”軍事力”。

                                                その対極として” 愛 

 

 米国の主産業は金融、IT、それから軍事産業です。

     世界最大の経済と核保有・軍事大国。

 

 日本が中国から攻められないのは、

    日米安保条約(米軍)の後ろ盾があるからに他なりません。

 米国はけっして日本のために守っているのではなく、自国の前線の防波堤として重要と考えているだけ。

 日本も外向的に米国に強く出ていいんじゃないかと思います。そんな外交ができる政治家は今の日本にはいないでしょうけど…

 

 米国の衰退 → 世界各国からの米軍の撤退、

                                     全世界的な核・軍縮  

       こんな流れになれば...

 

 人間に征服・支配欲がある限りは、戦争はなくならないのかもしれない...

 

 人々は、ちっぽけでささやかな愛と安寧な生活を望んでいるだけなのに...

 

 米国には、多くの移民を受け入れている、というおおらかな側面もあります。

 

 そのことで、先進国で唯一経済が成長していく余地があります。

 

 ヒスパニック系の移民の方は、まだまだ、成熟化しておらず、個人消費が旺盛ですし、多産です。

 

 米国では、まだまだ、人種差別が根強いようですが、

 

 今後、その方たちや新興国・途上国の発言が強くなり、世界平和、人類共存の道に向かって欲しいなと思っています。

 

 また、日本人も、言語の壁は大きいですが、まず、世界各国との国際交流を進めて、世界中の人々に日本の良さを知ってもらう努力が必要なのかもしれませんね。

 

 昨今、毎年、世界的に大規模な自然災害が頻発しています。

 私は、これは、人類の破滅への” 警鐘 だと思っています。

 ダーウィンの名言最も強いものが生き残るのではない。 最も変化に敏感なものが生き残る

 

 未曽有の異常気象・自然の驚異に対して、人類は協力して、変化・適応しながら、知恵を振り絞って克服していかなければいけない。私欲を争い、殺し合っている場合ではないんです。

 

 

 

 ”まっすぐな幼い瞳染める・・・カナシミ ♪

   幾千万の固い蕾 摘みとるエゴイズム ♪ ”

 

 ”この世に生まれてきたことを どうか嘆かないで♪”

 ”愛する人の笑顔護りたい”

 ”平和な日々を誰もが生きるべきなのに ♪ ” Pacifismより