概要

 2023年7月の世界平均気温は、観測史上最高記録を大幅に更新し、世界各地が記録的な熱波に見舞われた。これを受けて、アントニオ・グテーレス国連事務総長は「 地球温暖化の時代は終わり、

            地球沸騰化(global boiling)の時代が来た 

           と警鐘を鳴らした。

 2023年の夏が高温になったのは、熱帯東太平洋の海面水温が上昇する”エルニーニョ現象”が発生したためである。これは数年に一度発生する自然現象だ。しかし、この夏が記録的な高温になった背景には、人為的な気候変動、つまり地球温暖化がある。

 人間活動により排出される二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが大気中に蓄積することで、地球から宇宙への赤外線の放出が妨げられ、地球の平均気温は長期的な上昇傾向にある。これが地球温暖化だ。

 2023年の高温はまだ「序の口」であり、地球温暖化が止まらない限り、今後も記録的な高温は更新され続けるのである。

 気温が上がれば大気中の水蒸気が増えるため、大雨が降りやすくなり、台風も強く発達しやすくなる。土壌からの蒸発が増えるために乾燥地域では干ばつが起きやすくなる。高温と乾燥により、森林火災が燃え広がりやすく、消えにくくなる。いずれも近年頻繁に国内外で経験されている傾向だ。

 農林水産業や観光業などにも既に深刻な影響が出始めており、例えば農業であれば品種改良など、変わっていく気候に合わせた様々な対応が必要になってくる。

 

    私たちにできる、より本質的な行動は、この問題に継続的に関心を持ち、『社会システムの脱炭素化を加速するための政策を求め、そのような政策を支持すること』だろう。

   脱炭素化

    “社会システムの新時代へのアップデートと捉え、

前向きに取り組むべきである。

 

《感想など》

 日本も、例えば、私の地元の北九州市。1900年代から70年代くらいまで石炭火力を背景に八幡製鐵所は公害をまき散らしていました。しかし、現在は公害を克服し、世界的な環境都市に生まれ変わりました。

 

 

 現在、世界の二酸化炭素排出量の最新ランキングでは

1位 中国 2位 米国 3位 インド で世界の半数を占めています

 二酸化炭素排出の理由はエネルギー部門が76%を占めています。

 中国では、毎年、渇水や大雨等の異常気象が続きています。東側の韓国や日本に影響があるのは言うまでもありません。

 日本も毎年のように線状降水帯、ゲリラ豪雨、夏の異常な高温、最近で言えば、2月の梅雨前線❓、2月に日本列島に横長い前線ができたり、普通では考えられない状況です。

 2017年米国のトランプ政権はパリ協定離脱を表明し、2020年離脱。

 2021年2月バイデン政権はパリ協定復帰。

 今年は大統領選がありますが、トランプ優勢が伝えられています。また、パリ協定離脱か!❓

 米国は、2000年初頭からシェールガス・オイルが採れるようになり、化石燃料純輸出国になりました。そのため、その業界からの圧力が強い。バイデン政権の脱酸素化も尻すぼみになってきました。

 トランプ氏が大統領に返り咲けば、アメリカ(経済)ファーストで脱酸素はおざなりのなるのは目に見えています。忘れてはいけないのは、トランプ氏の政策を支持している人が多くいるということなんです。

 

 世界は地球温暖化のため、深刻なヒートワールド、日本はヒートアイランド化しています。

 

 熱さをしのぐため、自動車や家のエアコンをフル回転。

 

 この太陽の猛暑の光エネルギーや線状降水帯の水力エネルギーを再生可能エネルギーとして利用し、また、水素に変え、溜めることはできないのか❓❓❓

 

 私は何とか

社会システム

新時代へのアップデート”の脱酸素化

加速するための政策を求め、

そのような政策を支持したいと思っています❣❣❣