今年、沢田聖子さんの曲以外で、よく聴いた曲を紹介します。

 

誕生1992年 中島みゆき

 TVの「十津川警部シリーズ」で有名で大好きな亡き・渡瀬恒彦さん富田靖子さん、ガッツ石松さんが出演している、殺人犯(加害者)と被害者遺族を取り巻く愛憎を描いている「つぐない」のエンディング曲。泣けました!

 みゆきさんのエンディングの曲と言えば、「金八先生」の背筋が寒くなる「世情」という曲もありましたね。

 

 

 

いのちの歌2009年 竹内まりや

 竹内まりやさんは島根県の大社町出身。「不思議なピーチパイ」でブレイクしますが、当時のアイドル的活動には大きな不満を持っていたそうです。ストレスが溜まり、入院→一時休業しています。

 夫の山下達郎さんは文芸春秋の取材に「 ~ うちの奥さんには、とにかくそういう見栄が全然なかった知らないことを“知らない”と普通に言えるんです。それまでの人生、東京の人としか付き合ってなかったから、“知らない”と素直に口に出せる女性相手だと、こんなに楽になるものかと(笑)。一気にバリアが下がりました。」とおっしゃっています。

 なんとなく、彼女の人柄が想像できます。

 また、こんないい曲を作れるってすごいなぁと思いましたね。

 歌詞はありふれた普通の言葉ばかりなんですが、とても優しいんです。

 まりやさんの曲、「元気を出して」「家(うち)に帰ろう(マイ・スイート・ホーム」も好きです。

 

 

「本当にだいじなものは隠れて見えない

 ささやかすぎる日々の中に かけがえのない喜びがある♪」

 

プラネタリウム大塚愛

 大塚愛さんと言ったら、めっちゃ明るい「さくらんぼしか知りませんでした。

 遠くに行ってしまった人のこと、切ない想いを流れ星に…

 2022年8月の大塚愛さんの言葉を紹介します。

『当時「プラネタリウム」は、私の好きな方向性ではなかったんですよ。だけど、そこは割り切って「世の中に好まれるだろうな」と思って作ったんです。自分が好きな音楽かと聞かれたら全然関係ない。どちらかというと、ちょっとマイナーな曲が好きなんです。』

『「プラネタリウム」が思ったように受け入れられて「じゃあ、今度はそれをずっと歌っていくのか」となったときに、この曲は何がいいんだろう、みたいな壁にしばらくぶち当たっていましたね。ここ数年かもしれないです。「あ、いい曲だな」とようやく思えるようになったのは(笑)。』