物質の圧力と体感は、現実である。

物質が嗅覚に触れると、においを感じる。皮膚に圧がかかると触れたと感じる。

外界からのプレッシャーによって、体内の心臓の拍動などに変化が生じて体感する。

 

身体の圧を神経信号に変換することで、脳が快、不快を認識している。

この変換の仕方が、個性である。

体質、性格、考え方、思想などによって、快・不快のとらえ方が左右される。

 

神経信号に変換された二次元情報は、脳が作り出した非現実である。

 

変換された二次元情報だけを見聞きして、それは非現実であるととらえずに、現実であると認識してしまうのが、幻覚や錯覚である。

心に浮かんだことが目に見えたり、聞こえたりするのが、幻覚や幻聴である。

 

現代人は、身体に圧力をかけた体感が減っているために、現実と非現実の区別がつきにくくなっているのではないか。

つまり、軽い幻覚症状である。

 

あまりにも文字情報、ニュースやSNSなどの二次元情報を真に受ける人が多すぎる。

あくまでも二次元情報であるという認識をしていないがために、文字情報の全てが本当だと思ってしまっている。

そのために余計な苦しみを抱えているようだ。

 

自分の被害妄想や他人の罵詈雑言などといった、非現実の二次元情報に振り回されず、自分の身体を通した体験こそが現実であるという認識を持たないと、無駄に苦しみを増やすだけである。

 

このブログだってAIが書いたかもしれないよ(笑)。何でも、やみくもに信じてはいけない。