生命はつながっており、全てみんなのものである。

しかし、ヒトは自分は他人ではないという概念を持つことで、意識を持続している。

つまり、ここまでは自己、ここからは非自己という壁を作ることで、自己の存在を認識している。

 

所有という考え方も、ここから発生している。

ここまでは、自分のものという意識である。

 

人は、好きなものを独り占めしたいし、自分が作ったものにも愛着を感じる。自分が何かしてやったことで、人のためになったと思いたい。

 

好きなものも、嫌いなものも、人類も地球も宇宙も、全てが、全部自分のものであると思えばいい。