我々は、競争や物事のありようを客観的に評価するために数値化する。

しかし、この数という概念は、物事のある側面を表しているに過ぎない。

物事の本質的価値の全ては、数値化出来ない。

価格、売上、順位、偏差値、IQ、点数、比率、など、世の中には様々な評価を表わす数がある。

この数の概念によって、人類は進化をとげてきた。

その一方で、数の概念だけが正義であるかのような価値観が世の中を席巻している。

このことで、人間は不幸におちいっている。

客観的評価が必ずしも物事の本質ではない。

本質を見極めるには、目に見えるものだけではなく、物事の裏側まで見抜く立体的視野が必要となる。