向上心の高い人ほど、お前はこんなことも知らないのかと人を馬鹿にしたり、こんなことも知らない自分が恥ずかしいなどと、知らない事を恥じたりする。

人よりも、ものを知っている事が偉いと勘違いしている人が多いようだ。

 

それぞれの分野には深い世界があるし、人知の及ばないことのほうが圧倒的に多いのがこの世界である。一人の人間の知れることには限界がある。

 

どのタイミングで、その事柄を理解できるようになるのかは、個人個人で異なる。

その年にならないと分からないこともある。

 

知らない事は恥ではない。むしろ当たり前である。そう思えば、知ったかぶりをせずにも済むし、知らない人を馬鹿には出来ない。

 

今まで知らなかった事を知れたことを喜んだほうがいい。