人間の創造性の起源は、どうやら、食べることと生殖活動のようだ。

 

肉食動物の方が草食動物より賢い。

 

ヒトは、魚や肉といった動物性たんぱく質を摂取するようになって、大脳や速筋が飛躍的に発達した。

 

釣りや狩猟は、大脳を使って道具を作り出し、道具の使用方法に習熟し、計画を立てて、多くの場合、集団で行う必要がある。

周到に準備した上で、遅筋でエネルギーを蓄えながらジッと待って、いざという時に速筋を使って瞬発力で獲物を獲得する。

つまり、動物性たんぱく質が脳と筋肉をつくり、狩猟行為そのものが大脳を更に発達させた。

 

生物は、メス化しやすいらしい。

 

おそらく、進化の過程でオスが発生したのではないか。

つまり、本来生物はメスだったのではないかと予想する。

そうだとすると、ヒトも、男性は進化の過程で頑張って男性になっているので、油断すると女性性が出てしまう。男性の組成の大部分は女性なのかもしれない。

 

女性は好みのタイプを、においで判別している側面もあるらしい。つまり、獲物として男性を見ている。だから、肉体的にも精神的にも、自分に取り込もうとする。

 

女性に対して暴力的な行為をする男性は、窮鼠猫を嚙むという言葉があるが、ネコに追い詰められたネズミのように、精神的危機を抱えているのかもしれない。あるいは、精神的女性性が出現しており、女性を同じ獲物を狙う敵とみなして、優位性を保とうとしているのかもしれない。

 

夫婦や成熟した関係になると、お互いが自分の一部になっているので、もう獲物ではない。だから、恋からさめるのだろう。

 

ヒトは、雑食性であり、年中繫殖期である。このことによって、大脳が飛躍的に発達し、より高度な文明や文化が生れたとも言える。

 

恋愛というとらえどころのない複雑な現象は、ハンティングであるという仮説。

 

お腹すいた(笑)