人間には大きく分けて、見切り発車する開拓者タイプと、石橋を叩いて渡るタイプと、石橋を叩いて渡らないタイプがいる。

 

開拓者の成功や失敗は、快不快の原則によって身体に刻み込まれたデータが残るので、次につながる。

 

石橋を叩いて渡るタイプの人が、開拓した成功者のいいとこどりをして、猿まねによって運よく成功する場合もある。しかしその成功は1回限りで終わる。

 

石橋を叩いて渡らなければ先へは進めないが、命は落とさずにすむ。渡らなかった結果、偶然、幸運に恵まれることもある。

 

物事がうまくいった時、その成功は、自分の血肉によって生まれたものなのか、猿まねなのか、単なる偶然なのか、見極める必要がある。もし、猿まねや偶然からなのなら、開拓者の根本的な部分を真似出来るようにしなければ、2回目以降の成功はない。