ロゴスとレンマというギリシャ哲学の言葉を最近知った。

都市はロゴス的思考によって生み出され、田舎はレンマ的思考が生み出されやすいのではないか。

都市は、人工的に作られた町である。

人間の論理的思考によって作り出されたものなので、自然にそぐわないと、様々な矛盾が生じてくる。それがいわゆる社会問題ではないか。

一方、田舎は人が少なく、人以外の自然が多い。このため、自然とつながる感覚を持ちやすく直覚的思考になりやすい。自然は脅威でもあるから、畏敬の念も抱きやすい。

芸術活動などのように、無意識部分を活性化させて生きるには、どちらかと言えば田舎が向いているのかも知れない。

ロゴスとレンマのバランスが個性ではないか。