生命は、変わり続けている。

そのため、個体は常に自分というものが、同じであると思い続けないと自分を保てない。つまり、同じであると思い込ませているわけだ。だから、変化を恐れる。

神経細胞の入れ替わりと、他の身体の細胞の入れ替わりには、タイムラグがある。神経細胞の方がゆっくり入れ替わるようだ。

そのため、身体の変化に心が追いつかない。これが老いの恐怖ではないか。