質問
栄養補助食品などの効能は国の機関によって検証済なのですか？
栄養補助食品と呼ばれるサプリメントなどが多く販売されています。これらは消費者庁に認可されているそうなのですが、多くの種類があり、その効果も体力回復や膝、腰の痛みの改善、視力アップなど、さまざまな効果が謳われています。これらの効果は検証済なのですか？
先日、多くの販売実績があり、体力回復を謳う健康補助食品を購入してみました。定価は高価なのですが、初回に限りかなり安く購入できるというゴマの効能が期待できるというサプリです。既に１０日間ほど飲んでいるのですが、効果があるのかは全く分りません。使用者からのコメントを読むと、すごく効果があるという方もいます。中にはそのような方もいるのかもしれませんが、なんらかの効果は検証されているのでしょうか？値段ほどの効果は期待できないように思えてなりません。
回答
どうも、通りすがりの元健康食品屋です。
サプリを食べ慣れていない方からすると不安になる事って多いですよね。
食品についての説明については他の方がしてらっしゃるようなので、私からは価値観についてのお話をしていきたいと思います。
まず、薬とサプリの違いってなんだと思いますか？
国が許可してるものとしていないものでしょうか？
日本は薬を出すのが当たり前ですが、海外では保険がないのでサプリを出すお医者様も多いそうです。
薬のメリットデメリットは
メリット 早く効く
デメリット 必ず副作用がある
サプリのメリットデメリット
メリット 副作用はない(粗悪品でなければ)
デメリット 結果が出るまでが遅い
日本の医療はご存知の通り対症療法という分類に入ると言われており、なった病気をみて治療が始まるのが普通です。
癌になったから切って取る。
血圧上がっているから薬で下げる。
もちろんこの治療も必要なことで大切なことなのですが、これだけで100点かというとそうとも言えないのです。
この対症療法とというものは、
警察で言うと、ストーカー被害を受けているときは何もしなくて、被害者が殺されてから事件が動き出すのと同じことなんですね。
だから、高血圧の薬を飲んでる人て薬が入らなくなる人はいませんし、
癌を切って取ったからもう二度と癌にならないかというと、それとこれとは別ということです。
病院で癌になりたくないのでなんとかしてください。と言っても、お医者様はなってから来てくれとしか言えないわけですね。
一方海外では長い目で見た治療と再発の予防も含めサプリを利用しているのだと言われています。
質問者様はまだまだ10しか使っておられないということなので、
まずはどんなに短くても4ヶ月は続けてみてください。
ランニングも同じでたかだか10日ではたいしたダイエット効果はみられません。
しかし、4ヶ月毎日ランニングし続けると毎日しっかりデータを取っていけば結果が出ていたことがわかります。
栄養補助食品で体を変えるというのはその人の体質や代謝の能力を利用して体に変化をもたらす方法なので、根気強く頑張ってみてください。
最後に値段についての話ですが、確かに世の中のものの中でもありえないほど高価なものもあるのは事実です。
ですが、頭の片隅に入れておいてもらいたいのが、薬は国が負担をしてくれるので安く買えますが、サプリは国が負担をしないから高く感じるのです。
病気の悩みを改善するという目的については同じなので、正確に言うとサプリが高いのではなく薬が安いんです。
あと、質問者様は今はまだ健康だから感じられないかもしれませんが、ひどい病気で藁にもすがる想いの方にしたら、
その病気症状から解放されるための10万20万なら安いと感じる方も多いと思います。
ならないための予防ですから、保険だと思って頑張ってみてください。
参考までに