うちの息子はこんなコ


選択性緘黙(場面緘黙)


境界知能 IQ85

処理速度能力が極めて低く境界

 どちらかというと

学習面に課題のあるタイプ


  自閉の要素はないだろうと主治医





息子の傾向(特性)


○ 時間に追われると焦る


○ たくさんの量をみると抵抗感を示す&やる気を損ねる。または、焦る。



中学になったいまは

いちお、

WISC Ⅳにて

全検査IQは上がった。

いまは85


だけど項目をこまかく見ていくと

処理する速度能力が非常に弱く、

6歳のときよりは数値があがったけど、境界にいる。


だから

頭ではわかっているのに行動が伴わないから、目にした情報によっては気持ちに焦りも出てくるのは自然だろう。



わたしと夫は

彼の特性をふまえた

学習面のフォローを家庭で行っている。


取り組みは

少量でもOK(無理はしない)

繰り返し

をキーワードに。



また、乗り切るコツみたいなものも教えている。それは主に試験(定期テスト)の場面でのコツ。

問題用紙をみて、

たくさんの情報に(制限時間もあるので)焦りそうになったら…


君にはやれる力がちゃんとあるから

まずは深呼吸ニコニコ

落ち着いてからニコニコ

時間はちゃんとあるウインク

解ける問題からでいいグッド!

それを自分で意識してグッド!


定期テストのたびにとりあえずは伝え続けている。言い聞かすように穏やかに。

とにかく彼に実感(意識)させることが目的。


これっておそらく基本的なことかもしれない。

だけど、息子には簡単なことではない。こういうコツは忘れてしまう。

彼はもともと

出来ている体験を出来たと実感しにくい。

そこに意識がいかない小学校低学年時代だったので、いまもその視点は大事に関わっている。


幸い、彼の成長もすすみ、

中学になると、二学期の期末テストでは

落ち着いてから問題を解き始めること

その問題ができたかどうか自覚すること

彼自身でちゃんと感じて、やれるようになっていた。


初めての定期テストのときは、

問題がちゃんと解けたかどうかなんて

ぜんぜん実感できていなくて(意識がいかない状態)、

出来は「わからない」と言っていた。


そのあとのテストのときだって

問題はよく解けたと思い込んでいて、答えはぜんぜん合っていなかったこともあった。(これは特性からくるものというよりも勉強不足かな)


そんなだったのに。


4回ほどの定期テストを経験するなかで、

いまでは

勉強した成果をも

定期テストのときに感じられるようになってきた。

勉強したからテストが出来た!ということを実感してくれている。



小学校時代に比べたらだいぶ成長。

この4月に中学に入学してからの成長もすでにある。


こういう成果がみられると

やっぱり親としては嬉しい。