妊娠糖尿病は妊娠中に起きる合併症のひとつ。
妊娠初期の血液検査や健診時の尿検査、中期に行うGCTでひっかかり精密検査を受け、正式に診断されることが多いです。

実際には妊婦の12%がGDMに該当すると言われています。
食事療法だけでうまく血糖値がコントロールできる人が多いですが、(食事の前にお腹に注射する)インスリン注射を必要とする人もいます。

GDMというのはヒト胎盤性ラクトゲンというホルモンによって糖の代謝が悪くなり、血糖値が上がるもので、赤ちゃんが大きくなり過ぎたり、羊水が増えすぎたりして、早産を引き起こしたり、肩が引っかかって難産になったり、赤ちゃんが元気がなくなったりする病気です。

出産時に胎盤が出てしまえばそれで回復するのですが、やはり妊娠中は気になります。

食事療法の基本は、標準体重の人なら1日約1900キロカロリー、肉と魚は1日80㌘、食事は6回に分けて食べるという「分割食」になります。

分割食や食事療法については個別に栄養指導を受けることをお勧めします。
この本の著者もGDMだったそうです。記事引用させて頂きました。
m(_ _)m