↓ここ。
ここでもちらっと書いていますが、2月末に三重県伊勢市に行ってました
伊勢古市参宮街道資料館
三重県伊勢市中之町69
ここは、伊勢神宮の内宮と外宮を結ぶ伊勢古市参宮街道に関する資料館
その昔、この街道は「東海道中膝栗毛」にも出てきていて、江戸末期の全盛期にはこの街道の約6kmほどのに奴楼70件ほど、歌舞伎小屋、浄瑠璃小屋、料亭とかがたくさん並んでたんだってー
「東海道中膝栗毛」は、たぶん社会の歴史で習った。と、思う。
歴史は好きだけど、「文化」は全くわからんのだよね…
娘も文化は苦手でさー、受験のときは「出たとしても1、2問だし、苦手なのやらなくていいから捨てろ!得意なほうやったほうが点数取れる!」と、ありえないアドバイスをしたことを思い出した🫠
私は歌舞伎はよくわからないけど、この古市にあった奴楼の油屋で起きた「油屋騒動」は歌舞伎の題材にもなっていて今でも上演されている有名な演目なんだって
(「油屋騒動」って何じゃろな?と思って調べたら、要するにアレだった。 遊女をめぐっての恋の嫉妬からくる殺傷事件だった。
いつの時代も恋は人のココロを狂わせるんだねー
若いってイイネ)
でねぇ、私、この資料館に閉館30分前に入るという迷惑ヤロウだったんだけど、施設の方が親切でねぇ
スーツ着てたからか、
じゃあ遠慮なく。とうことで椅子に座らせてもらい、どんなものが展示してあるかとか、古市参宮街道がどういう場所だったのか説明してくれました
閉館間際なのに申し訳ねぇ、、
こういう所行くと、どこでも、いつも親切にしてくれてねぇ
1人で行ってるからなのか、いつも仕事帰りか合間の疲れきった顔で入るからかわいそうに思われるのか…
とにかくありがたさしかない
油屋騒動、↓これやな
この古市参宮街道は伊勢神宮の参拝を済ませた人の「精進落とし」の場だったんだそう。
↑男性は奴楼、お茶屋さんへ、女性は歌舞伎などを観劇してたそうよ~
いろいろな資料を見せていただき、、
おかげ参りに持参する、いわゆる「通行手形」のようなものだった『柄杓』
これを持ってると関所を通過できて街道ではごはんやお水を無料で出していただけていたみたい
いろいろ見せていただいた中で私が一番「すごいっ!」て思ったのは明治時代に作られた地図
興奮しすぎて写真が下手っぴすぎるんだけど、
「函館」の文字が違ったり、
京都、大阪は今も昔も大きいのね
ディスりたいとかではなく、今は大都会の神戸より明石のほうが表示が大きかったり、、
薩摩半島、大隅半島の描きかたがちょっと違ったり、、
なかなかおもしろかった
「伊勢神宮」というと時間の都合で内宮やおかげ横丁に行く方が多いかと思うけど、内宮からこの古市参宮街道を通りながら外宮に行ってみるのもいいかも
とか言いながらこの日の私は参拝もしなかったけどね