一休.com

 


アルバイトから帰ってくるなりキレ気味に




「お風呂入ってくるわー! 出たらはなしがあるから!!」




と言いながらお風呂に入り、


出て、


スキンケア系を済ませ


私がいるリビングへ来た娘。






私は娘が何をはなすのか恐くて


「私…何かやらかしたかな…?」


と、ドキドキしながら待っていましたよ…










娘のはなしは以下のものでした。








娘のアルバイト先には前腕欠損のバイト仲間がいます。


(言葉が間違えていたらごめんなさい。

無知すぎてこの表現しか知らなくてお恥ずかしいです。)





接客業ですが


一部どうしてもできないことはあるそうですが


他は何でもこなすそうです。


3年程前に高知代表で甲子園に出ていた選手も同じようなかんじだったので


その選手と同じだと思う。と説明してくれていました。





今日もそのバイト仲間とアルバイトをしていると


70代ぐらいの女性の方が来店し


そのバイト仲間に向かって



「ちょっと、あなた、手がないけどどうしたの?」

「痛くないの?」





と言ったと…





娘はもちろんびっくりしたらしく


バイト仲間も


「大丈夫ですよ。」



と明るく答えていたそうなのですが


女性はなかなか引き下がらずいろいろ聞いていたそうです。





娘は何も言うことができず


半分固まったみたいになっていたそうですが


次に来店された方がいたタイミングで




「次の方、どうぞー」


と言い、女性の質問を終わらせることができたそうです。





お客さんが一段落したタイミングで


バイト仲間が娘に


「(タイミング良く次のお客さんを呼んでくれて)ありがとね。」


と言ったそうです。




娘は


「最初は何ができて何ができないかがわからなかったから探り探りだったけど、自分たちと何も変わらず仕事をこなし、何も変わらない人間なのに何であんなにもダイレクトに言うヤツがいるんだ!!!!」


と、久しぶりに見るご立腹具合でした。






娘も私に似てちょっと口が悪いので、


「ったく、あのババア、そのお顔のシワ、シミはどうしたんですか?大丈夫ですか?って言ってやりたかったわーー!!!そういうことと一緒なんだよ!」


と、最終的にはおっしゃっていましたよ…






その女性は思ったことを口に出してしまうタイプなんでしょうね。





私や娘の育った時代というのは


生まれたときの戸籍上の性別と今の性別が違う人が学年に1人ぐらいはいて


別にそれが何か??


みたいな時代だと思うので


そういう方って、こういうのも許せなかったりするのでしょうかね…





娘は


『腕のないAさん』

『女性から男性になったBさん』


という付き合い方ではなく、


『Aさん』

『Bさん』


という付き合い方ができているのではないかなと、今日ちょっと思うことができました。





それぐらい娘は烈火のごとくキレていて口をはさむ余地もなく、恐ろしかったですよ…