8月29日(土) くもり時々雨 のち晴れ

以前から行きたかった京都府八幡市にある「やわた流れ橋」に行ってきました。


『やわた流れ橋』とは、

木津川に架かる八幡市と久御山町を結ぶ上津屋橋の通称である。全長約356.5mあり現存する最長級の木橋で、昭和26年に架けられた。当時永久橋を架ける予算がなく、かといって普通の木造橋では増水の度に流されてしまう。そこで水の流れに逆らわない構造の橋が架けられた。つまり、木津川が増水して橋板まで水に浸かると橋板が自然に浮かび、八つに分割してワイヤーで繋がれた橋板が吹き流しのように流れる「流れ橋」である。水が引けばワイヤーを引っ張り橋板をたぐり寄せ元にもどす。
この付近一帯は木津川の砂地の河原が広がり、コンクリート護岸や電柱もなく、橋をバックに時代劇のロケーション等に利用されている。                (関西デジタル・アーカイブより)




なんか、流れ橋らしき橋が見えてきました~。



木津川堤防にある東屋の横に「ながれ橋」の石標があります。ここから橋に降りて行きます。



橋の前に立て看板が。
8月25日に発生した火災で、橋の一部が焼けたそうです。原因は花火の残り火とか・・。
今はまだ調査中です。



『流れ橋』の前に来ました。今から渡ります。木の橋板が遠くまで続いています。



雨がぱらついているので、傘をさして。歩くと木の橋板を踏む音と足に伝わる感覚が、素朴な感じでなんとも言えないような風情があります。



この橋板はワイヤーロープで橋脚としっかり結ばれているため、増水時に流れても、水が引けば、このロープをたぐり寄せて橋脚に載せれば、再び通行できるようになります。



腐ってワイヤーだけになっている所も



右岸の何本かの橋脚がコンクリート製になっているものの、大部分は未だ木造です。



火災で焼失した部分



下から



川に降りましたが、水はないです。雨が多く降ったらここも水の中なんでしょうね。



観光客、地元の人、この橋を渡る人は多いです。



『流れ橋』趣のある橋でした。


★「やわた流れ橋」は時代劇のロケスポットになっています。

最近の作品では、「オードリー」「必殺シリーズ」「服部半蔵・影の軍団」「長七郎江戸日記」などがあります。