6日は末っ子の高校入学式でした。
・・・と言っても、昨年も入学式をしたので、2年連続2回目の入学式です
全日制の高校を辞めて、次の学校に願書出して入試して、合格して定時制の高校へ。
文章にすると、さらっと一行で終わってしまうけど
この、『これまで一年間通っていた学校を辞める→次の学校に入学する』までには
それはもう~断末魔の叫びのごとく
末っ子と共に何度も何度も話し合って、お互い泣いたり怒ったり・・・
前学校の先生とも話をして、願書もらうにあたって卒業した中学校とも掛け合い、入学したい学校とも相談し・・・と、まあいろんなことがありました。
でもそれで、結果
オーライ
前学校を辞めてからというもの、末っ子は生き生きとしだして
学校に内緒でこっそり続けてきたバイトも堂々とできるようになったし
さらに昼間も働けるようなってバイトの掛け持ち。
ずっと憧れてた髪も染めて、それはそれは楽しそうです
元々末っ子は、鳥かごに入って餌を待つタイプではない。
お腹が空けば、自分でさっさと料理をして食べて、買いたいものがあればさっさと調べて買いに行くという行動力の塊。
レシピ調べて、これ作ろ!というセリフを聞いたと思ったら、もう出来上がってる。
バイト探す!と言った当日か翌日には面接行ってるし・・・見習いたいくらいの行動力
こんな行動力のカタマリストに、親の堅い頭ごなしの反対なんて届くわけない。
学校を辞めることも、次どうするか、どこの学校に入って何をするか、学費はどうするかも
ぜ~~んぶひっくるめて自分で考えて、動いてました。
入学式には新入生代表に選ばれて(過年度生なのにね・・・)
挨拶もほどなく終わり、ホッ
子どもは、親から生まれてきたかもしれないけど
親の所有物ではないです。
親は今までの経験などから、ああやったらこうなるってのをなんとなく感じて
あなたには幸せになって欲しいから反対
とつい言ってしまうけど
親心の奥深くにあるのは、じつはただの『恐怖心』
子どもを放つのが怖いのですね。
私も怖かったよ~
自分も上の子たちも、学校辞めたことないもん。
経験したことない。
末っ子は私の未知の領域に足を踏み入れた
おかげで、子どもを一個人として、見守ることが親の役目だと心底思えました。
いろんな経験をさせてもらって、本当に親が育てられてるわ
今なら高校中退について、どんな相談にも乗れそうです笑