先日の色気は作り出せる！ を書きながらずっと思い浮かべていたのが実は、
昨日結婚が明らかになった加藤雅也さんだった。
昔々映画館で見た「外科室」で初めて知り、
現実離れしたおそろしく美しい男だなあ、という印象を持っていたけど
それ以降見たこともないし、別に好きでも嫌いでもなかったな。
そうしたら最近ドラマで二本続けて見ることになって、ふむー、と、うなった。
anegoというドラマでは、色気と余裕のある、いわゆる二枚目
現在放送中のプリマダムというドラマでは、
顔はいいがバレエオタクで天然ボケの変人
を演じている。
同じ人だと思えないくらいの違いです。
それはもう、身にまとうオーラが違いすぎるんです。
anegoでは、表情も話し方も包容力にあふれていて、
身のこなしも優雅。いい男としての自信がにじみ出ています。
大人の色気っていうかエロ気
っていうかあって
篠原涼子もクラクラきちゃうという、
誰が見ても、いい男～って人。
一方プリマダムでは、踊りも変だし、動きがカクカクしていて、
力の入り方が間違ってるっていうか…。
自意識がないっていうか変な自意識っていうか、
全体的にとぼけた感じなんだ。
とにかく、エッチなことしてるところが想像つかない
エッチするときも、ぎくしゃくしてそう…
って人。
だけど加藤雅也はかっこいいしー、と言うかもしれないけど、
周りにいませんか？
よーく顔やスタイルを見るといい男なのに、
服装もしゃべりも地味でオタクみたいな人。
ついでに頭の中も。ていうか、頭の中が。
同じ素材でも、どういう人物になりきるか、によって
まったく変わるという証明です。
ということは、こういう人になりたい
という人を思い描き、
その人ならどうするか、どう言うか、どういう仕草をするかの
完璧な脚本を書く
ことができて、完璧に演じることができたら、
すでに演じた人そのものになっているということなんです。
つまり、自分が才能ある脚本家、俳優、監督になることができたら、
どんな人にでもなれるんです。
具体的に、映画やドラマの役柄、芸能人、身近な友達で
憧れている人はいませんか？
その人だったらどうするだろう？って、細かいところまで
観察して、その人になったつもりで過ごしてみると、
本当にその人みたいになるんだから
好きな芸能人に似てるって言われたことってない
それは、もともと少し似ているから好きになった、
というのもあるかもしれないけど、
いつも食い入るように見て、
好きだから自然と自分と重ねあわせているうちに、
だんだんその芸能人の動き、仕草、話し方、
つまりその人っぽいオーラ
になっちゃうの。
その人らしさって、意外とうつろうものなのよ。
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