直近の裁判で 強いものには(工藤会の事件)弱く 弱いものには

 強い (水俣訴訟、大河原工機冤罪事件)判決に 不満が たまる。

 

 

 

  大河原工機冤罪事件の場合は 最悪です。

  

大川原化工機事件は、生物兵器の製造に転用可能な噴霧乾燥機を経済産業省の許可を得ずに輸出したとして、2020年3月11日に警視庁公安部外事一課が神奈川県横浜市の大川原化工機株式会社の代表取締役らを逮捕しました。しかし、杜撰な捜査と証拠により冤罪が明るみになりました1

代表取締役らは一貫して無罪を主張していましたが、保釈は認められず、その間に相談役は進行胃がんと診断され入院しました。2021年2月5日に代表取締役と常務取締役は11か月ぶりに釈放されましたが、相談役は病死し、数十回にわたり取り調べを受けた女性社員はうつ病を発症しました1.

 

 

事件を主導した警部及び警部補は事件後に昇任しており、東京地方検察庁は第1回公判直前の7月30日に公訴を取り下げ、刑事裁判を終結させました1その後、代表取締役と常務取締役、相談役の遺族は国と東京都に対して約5億6500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こし、2023年12月27日には警察・検察の違法捜査を指摘し、国と東京都に1億6200万円余りの賠償を命じる判決が下されました12.

この事件は異例の展開を見せ、捜査報告書に書かれた自身の意見が実際に語ったはずの発言内容と異なっているなど、多くの問題が浮き彫りになりました1現職警察官がでっち上げだったのではないかと問われたこともあり、裁判所は警察・検察の違法捜査を指摘しています2.