女形一代ー人間国宝の女形をモデルにした小説とオルレアン公の相似性
国も時代も違う二人の人物時に性的倒錯者と扱われ時に愛妻家として扱われ六代目歌右衛門が男性と駆け落ちした事件は当時新聞に載るほどの大騒ぎだったらしいです。人間国宝となり稀代の女形として一時代を築いた歌右衛門ですが、梨園の中で孤高の存在として生きる内奥に若き日の恋に殉じようとした情熱はどのようにくすぶっていたのかと思うとこのネタってどこかの媒体で扱ってないのかなと思ったのですが当然あります円地文子の女形一代そりゃそうだよね面白そうだもん。でも絶版です。最近ふとルイ14世の王弟オルレアン公フィリップと歌右衛門がとてもにていることに気づきまして幼少期に何らかの意図を持って異なる性の鋳型にはめられた少年たちは、一人は芸のための道を極め一人は男としての野心を削ぐためにドレスを纏った。2人とも女性として舞い続けた。そして最大の理解者である妻を得ることができた。似てますよね。どっかでそれぞれ劇化してくれないかな期待していますゲイネタスキーは勘弁ですが