SANAのブログにお越しくださり
ありがとうございます😊
昨日は、阪神淡路大震災から26年が経ちました。
今年も色んな場所で、追悼の集まりがこじんまりと行われていました。
（なんせコロナ禍の中なので・・・）
これは、今朝のおひさまの光
こうして、毎朝 太陽の光を浴びることができて
ありがたいデス。
ふと，26年前の事を思い出しました。
26年前、兵庫県神戸市須磨区の高台に住んでいました。
ドーン‼️ドカーン‼️
こんなイメージで覚えているのですが、本当はどんな音だったのか・・・
とにかく、ものすごい音で目が覚めた私です。
え？
隣の家にトラックが突っ込んだ⁉️
いやいや、ここは9階だ じゃあガス爆発⁉️
そう思った途端にものすごい揺れが
ゴォーッと言う地鳴りの様な音とともにやってきました。
え？え？何？
立ちあがろうにも揺れが激しくて動けません。
布団の上で両手をついたまま揺れに耐えていました。
揺れていたのは12秒〜15秒ほどだったらしいのですが
その時は、もっともっと長く感じました。
揺れがおさまり，ふと我に帰って
慌てて息子が寝ている部屋に行くと
2人の息子は寝ぼけて布団の上に座っていました
大丈夫？
ビックリしたでしょ‼️
2人の息子は
・・・⁇⁇⁇
熟睡していて大きな揺れで目が覚めたようですが
夢の中の出来事で、揺れた恐怖はなかった様でした。
怪我がなくてよかった〜
お隣の方が，玄関の中で助けてーーーーー‼️
と叫んでいたので，慌てて行くと
天井までの下駄箱が倒れて玄関を塞いでしまい
人が通れなくなっていました。
玄関の鍵をようやく開けてもらって、主人と2人で玄関を塞いでいる大きな下駄箱を立て直すお手伝いをしたのを思い出します。
地震？
だよね、神戸でこんな大きな地震があるなんて😱
そんなことを思いながら、自宅に戻ってリビングに行くと食器棚が倒れガラスが割れ、冷蔵庫が移動していて スチールラックが見事に倒れていました。
スチールラックが倒れていた場所は、普段 主人がテレビを見るときにくつろいでいる場所で そのままそこで寝てしまうことも度々ありました。
その日は、ちゃんと布団に入っていたので助かったのですが
もしリビングで寝ていたら 足の骨折は免れなかったでしょうね。
何があったのかわからないまま、電気も停電していて まだ外は真っ暗な時間帯です。
余震も来るし，怖いし💦💦💦
ひとまず服を着て1階のエントランスに行くことにしました。
エレベーターが止まっていたので、小学1年と3歳の息子2人を連れて階段を降りました。
エントランスには、大勢の住人の皆さんが集まっています。
エントランスも外も真っ暗なんだけど、山を越えた遠くの空はオレンジのライトか何かでとても明るいんです。
あっちはいいな、どこなんだろ電気がついてめっちゃ明るいやん。
そう思っていました。
ふと気づくと、少し離れたマンションの駐車場で車のクラクションがずーっとなっています。
一台の車のベッドライトがついたまま止まっています。
空が少しだけ明るくなってきたので外の様子もなんとなく目が慣れるとわかる様になってきました。
そこで見たのは，信じられない光景が！！
少し離れたマンションには、両側に頑丈な螺旋階段があったはずなんですが・・・それが無い
え？
その螺旋階段が前の駐車場に斜めにクロスした状態で倒れて粉々になっています。
その下にライトをつけたまま
車がクラクションを鳴らしている様で😱😱😱
それを見た私たちは，最悪の状況を想像してしまったのですが・・・
その車の持ち主は、出勤前に忘れ物をして家に取りに帰っている間に地震が来たので命が助かったと言う・・・。
でも、あのマンション駐車場の瓦礫の様子はショッキングでした。
外が明るくなり とりあえず余震もあまり無いと言うことでホッとして一旦帰宅したのですが その時はこんなに酷い事態になっていたなんて夢にも思わなかった。
家に戻って電気だけでなく、断水していることに気づきました。
ガスも止まっています。
しばらくすると水道局の車がスピーカーで近くの公園で給水車が来ていますと放送しているのが聞こえてきたので 家の中にあるペットボトルや水筒など持てるものを持って並びました。
重たい水を、長男だけでなく3歳の次男にもリュックに背負って運んでもらいました。
9階まで重たい水を持って何度も運んだ事が，ついこの前のことの様です。
今では無理だな〜
私も若かった〜
電気が回復したのはお昼前です。
テレビを見て愕然としました。
暗闇の朝、山の向こうの街がオレンジで明るかったのは ライトでも何でも無かった。
長田の街全体が焼けていたなんて‼️
テレビの中の光景は、何か映画でも見てるんじゃ無いだろうかと思いたかった・・・。
それくらいにショッキングな光景。
壊れた神戸三宮の駅前センタービル、トーアロードに見事に倒れ込んでしまったビル。
加納町にあった子供服メーカーに勤めていた私は
この前を毎日歩いて通っていたところだ。
数日後，大阪方面にいく電車の窓から見た光景も声が出なくなった。
六甲から芦屋あたりまでの間に 家が立ち並んでいるはずが、軒並み潰れてしまっている状態。
西宮市で生まれ育った私には、芦屋あたりも大好きな街だったのですが無残な姿に心が折れました。
あれから26年経って、須磨から西宮に引っ越したのですが、
毎朝通る三宮の街は本当に綺麗になっている。
別の世界のよう。
西宮も、芦屋あたりも，六甲や灘も、長田や新長田界隈も本当に街並みが整備されて綺麗になった。
遠い昔のように人の記憶から遠ざかるけれど
多くの方の犠牲があったことは 忘れないよ。
昨日まで、いつものように過ごしていたのに
人生が一瞬で終わるときがくる。
それは、誰もがそうなんだけどね。
生かされていることに感謝を込めて
魂の乗り物であるこの身体を 大切にしながら
人生を楽しむことにしようと改めて思った。
ここまでお読みくださりありがとうございます😊
今日も、素敵な一日をお過ごしくださいね💖
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