もう普通の男子に戻ります。
早いもので、おばあさんのアイドルを卒業して四週間が経つ。
そう、私は4/1に無職になって以来、毎朝9時半から温浴施設付きのジム、高井戸温泉に通って身体を鍛えていた。
平日の午前のジム施設には、おばあさんが、ところ狭しとトレーニングしている。
プールのウォーキングコーナーなどは、まるで三途の川の渡り方の練習風景のようだ。
その環境では、40歳の男子は希少価値が著しく高く、モテる。
毎日がモテ期だ。
起業準備中とでも言おうものなら、若大将扱いだ。
この環境に慣れてはならない。
私に万能感を与えてくれる、このおばあさんばかりのギャバクラのような環境への安住は毒だ。
そう思いジム通いを辞めた途端に糖質制限効果と相まって、途端にやせ細り、妻にキリギリス野郎と言われる日々がはじまった。
野崎友晴29歳というぽっちゃり体型の友達がいる。
彼は100万円を賭けて痩せる宣言をした。
できなかったら払うと宣言したのだ。
結果、120キロが4カ月で90キロだ。
ぽっちゃりが膝に来て走ることすらできなかったのに、先日20㎞のマラソンを完走した。
もうデブとは言わせない!
そんな彼だが、直近であった時には、なぜか相撲大会に出場したことを自慢してきた。
優勝したそうだ。
彼の目指す先は私が知る由も無いが、彼はすっかりスポーツマンに生まれ変わった。
私の運動不足感と彼のスポーツマンシップが合体してできた企画、
『レアスポーツやろう〜汗を流せば大体仲良し〜』
という素敵な企画がある。
今回のレアスポーツはパデルテニスだ。
スペイン発祥のオシャレテニスをしながら、流し素麺を食べ、スイカ割りをする!という大人の余暇を満喫した企画だ。
みんな、やりたいだろ!?
みんながなんと言ったとしても私はみんなと楽しみたい!!
その開催日を伝えたい。
明日だ。
明日の昼12時だ。
忙しさにかまけて、ほぼ誰にも喋らず今日という晴れの日を迎えてしまった。
予約したテニス場から、明日は何人ですか!?
とメッセンジャーが来ている。
私はあなたを信じている。
何か予定が入るかもと思って、友達の誘いを曖昧にしているうちに、なんの予定もなく明日を迎えようとしている、そんなあなたの存在を私は信じているし、全力で肯定する。
あなたと私が出会うために、今日までの全ては必要なことだったんだ。
明日、12時、上石神井駅、善福寺テニスクラブで会おう!
いい汗かけば、大体友達。
さあ、ここから申し込んでくれ!
https://smart.reservestock.jp/event_form/index/196856


