筑豊の侠客と炭鉱札の存在
遠賀川そして嘉穂郡…
「頤さんは無用の長物」
じいちゃんの口癖でした
煙草をのみ
酒をのみ
博打をはり
水墨画をかき
静かなる豪放磊落
蒋介石の話
好きでした
考えは変わっても
性分だけは
死ぬまで変わりません
誰しも
ケツの浮いた誘導尋問みたく
色々なコメントを頂戴しておりますが…
それほどまでに
よその家系が気になるのですね
でしたら紹介します
![110415_2330~01.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20110426/01/sanaemonblog/bc/28/j/t02200391_0480085411187985898.jpg?caw=800)
●山高帽の男
赤紙一枚
歩兵第四十三聯隊
陸軍歩兵一等卒
筑豊に生き
渡世の親を張り
人情に厚く豪放磊落
最期まで侠客の道を貫き通した真っ直ぐな目の
遠賀の五平こと
僕の曾じいちゃんです
●抱かれておる赤ちゃん
九州は嘉穂郡
飯塚炭坑の納屋で産まれ同じく十七歳で渡世入り
根っからの博徒だ
塵肺にやられながら弟妹ら育て
流れ流れて伊豫の地へ
闇市火消し小頭張り
困った人たちを助けた
僕のじいちゃん
![110415_2344~02.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20110426/01/sanaemonblog/05/4d/j/t02200391_0480085411187985901.jpg?caw=800)
●じいちゃんを育てた緋牡丹の女将
![110415_2344~01.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20110426/01/sanaemonblog/71/13/j/t02200391_0480085411187985905.jpg?caw=800)
●目の据わった女将の娘
この人達が
僕の父方の
綺麗事吐かず
遮二無二生きた
面構えです
家族の為に黙って生きる
誇り一つで命張れる一家
生命と事実は一つ
人道を歩む中
人間の価値は
どう生きたかとゆう
命の鮮度と重さです
m(_ _)m
英樹