まさかあんなラストになるとは
本当に一筋縄ではいかないリアルな学園ドラマですね
奨学金について、ツイッターが賑やかで、これが反響があるということなんだと改めて思いました
高校生は奨学金の現実を知っているのか、事実を伝えるべきなのか……これは伝えるべきという意見が多いようですが。
このドラマをキッカケに親子で話されたというツイートもあって、脚本の福田さんも翔くんも喜んでますよね、きっと
中学生で父親を亡くした鳴海涼介は、とても真面目な人なんですよね。
恐らく、子どもの頃から自分の置かれた現実と向き合って、とても堅実に生きていた人。
だからこそ、加瀬君がその事実を受け止めることが出来ないなんて想像もしなかったんだろうな。
鳴海涼介も、彼女の気持ちにも鈍いし、真柴先生の前で「いつ本社に戻れる」なんて言っちゃうダメよね?
そこが、とても人間臭くて、等身大の35歳のエリート商社マンの感じがとてもよく出ていましたけれど。
翔くんに当て書きされたということで、翔くんによく似合っているけれど、でもやはり翔くんじゃない。
鳴海涼介という人格がそこに存在しているんですよね……やっぱり翔くんはすごいわ
早速、棒演技とか書いてるネットニュースがあったそうだけど(私は読んでません)、その目は節穴ですか? 永久に引っ込んでおいてください
加賀谷専務の悪役ぶりも実に板についていて……いや〜〜ホントにあそこまで憎たらしいと逆に気持ちいいわ
鳴海涼介は、加瀬君のという自分に近い境遇におかれた1人の生徒の存在によって、京明館高校の生徒たちのことを真剣に考え始めるのですね。
でも、着任して間もない、高校生のことをよく知らない、35歳の大人の言葉は届かない……そんな現実も描いてくれていましたね。
先生も生徒も設定がリアルで、コメディ要素もあって、とても楽しくて、とても考えさせられるドラマでしたねえ
個人的には、この鳴海校長がお気に入り
所在なさげにウロウロして、教室をドアのガラス越しに覗いているの、かわいい