こんにちは👋



オランダ在住2年目のビーバー家の嫁とハーフの娘はただいま夏の一時帰国をしています!


小学4年生の姪っこに読書感想文用の本を貸してもらいました照れ


『いのちをつなぐ』

大木トオル


なんて可愛らしい表情のワンちゃんラブ

備忘録-あらすじと感想:
東日本大震災で地震にあい、津波に流されそうになり、被爆し、飼い主と離ればなれになり、、、
命からがら生き残った犬たちを保護して、被災者を勇気づけるセラピードッグに育てあげるという話です。
被災地で家族と離れてしまった犬たちは、住むところを失い、飼い主を失って疲れきっています。
保護されても、里親が見つからなければ殺処分を待つのみ。
保護しなければ野犬として生きていける可能性もあるかもしれないなんて、皮肉な話も現実にあるようです。

この本には捕獲された時と保護後7カ月後の写真が載っています。保護されたときの、おどおどと怯えた表情が、人間と再び生活を共にし自信を取り戻した表情に変わっているのがとても印象的でした。

辛い経験をしてきた人々を、辛い体験をしたセラピードッグが癒す、そこには言葉以上の思いが、種を越えてたしかに存在することを教えてくれます。『命あるものは幸せになる権利がある』
いのちについての強いメッセージに考えさせられる本でした。


読書大好きニコニコ
簡単に読めるのに、内容はしっかり。
「読者したー!」と達成感が味わえました。






最後まで読んでいただきありがとうございますドキドキ