蚊取り線香と言えば
ちょっと前まではこんなイメージ



最近は、電池式やスプレーなど
様々なタイプのものが出回っていますね


現在、市場に出回っている
蚊取りのほとんどが
化学物質ピレストロイドが使われており、
健康に支障をきたす原因になっていること、
ご存じでしょうか?

電子蚊取りから揮発される殺虫濃度は
農薬よりも高濃度なんて報告も。



蚊取りの線香の歴史を調べていくと、
戦前は防虫菊を使った蚊取り線香が
作られていて、
輸出されるほど栽培・生産が
盛んに行われていたんですね。

それが、戦後あっという間に
化学物質を使ったものに
入れ替わってしまったのですが、

最近は、健康志向の方を中心に
自然素材の防虫菊を使った蚊取り線香が
再び注目されつつあるようです。




手作りも簡単に出来ます。

材料は、
防虫菊パウダーとタブ粉、
それに水だけ。

タブ粉は、樹木タブノキの樹皮や葉を製粉したもので、古くから線香の粘結材として使われていたようです。

防虫菊パウダーとタブ粉は
ネットで手に入ります




作り方は簡単。
防虫菊パウダー5グラムに
タブ粉5グラムを
ビニール袋に入れ、
水を少しずつ入れて耳たぶ位の固さに。

そして、エッセンシャルで香り付け。





↑  こんな粘土みたいな感じにまとまります。

そして、あとは成形するだけ





繋げて



↓  こんなふうにも





出来上がりがこちら↓




数日乾燥させれば、
市販の蚊取り線香と同じように
先端に火をつけて使用します。

香りや煙は穏やかで
小さい子供やペットがいても
安心感があります。

気になる効果ですが、
こちらも穏やかに、
じわじわとという感じですが
しっかりと役目を果たしてくれます。


私が開いているアロマ講座では、
テーマが虫除けスプレーの時に、
蚊取り線香も一緒に作って
とても好評でした。

一人でも多くの人に
手作りの良さを知ってもらい、
そんな仲間が増えていったらいいな、と
日々奮闘中です