7月8日(月)
先月に引き続いて
天満の 東洋ショー劇場
へ行ってきました
この分野に詳しい方(女性)が
今回の香盤は観ておいた方が良いですよ
と 勧めて下さったので
いつもの観劇友だちの
Tさんとバンビちゃんの3人で
行くことにしました
ストリップ🟰隠微な風俗
たぶん これが
世間一般のイメージかと思います
大衆演劇も同じように
マイナーなイメージがありますし
私自身も
そのような先入観を抱いていました
それに
女性が興味本位で
男性の娯楽の世界に潜り込んで
いいのだろうか?
という気持ちもありました
が
実際に観てみると
見事にそのイメージは覆されました
劇場は 清潔で
いやらしさは感じません
(他の劇場は知らんけど)
我々以外にも
女性のお客さんが何人かおられました
(推しの追っかけ的なお客さんも)
5人の踊り子さんは まさに
表現者
それぞれが
自分の世界観、テーマを意識し
衣装、音楽、照明、ダンスなど
工夫をこらして
ショーを構成されていました
(大衆演劇の舞踊ショーに 似ています)
女性の持つ美しさ、エロティシズムを
魅力的に魅せるため
身体を作り上げ
己の全てをさらけ出して
表現する舞踊
それがストリップという名の
芸能 芸術
なのだと 私は思いました
それぞれ個性的なショーでしたが
中でも
天井から吊るしたポールを使って
アクロバティックに舞う
踊り子さんの姿は
美しく 神々しくて
感動
そして
同じ女性として
これだけの芸を身に付け
身体を維持していくことの
ストイックさ
表現者としての 潔さに
尊敬
Tさんもバンビちゃんも
同じような感想だったようです
私が大衆演劇の沼にハマったことを
私の亡くなった母は
ずっと 亡くなるまで
嫌がっていました
一度も大衆演劇を観たことがないのに
母を連れて行こうかと思った時には
すでに
階段が上がれなくなっていましたし
無意識に休むことなく声を発してしまう
(たぶん認知症だったと思います)
という 状態でしたので
人生の 2/3を消化してしまった
私ですが
世間の固定概念や偏見に捉われず
実際に
自分自身の目で観たこと
心で感じたことで
自分の価値観を築いて行きたい
と思っています