尼崎 は 

東西に JR  阪急 阪神

の三路線が走っているけど


南北のアクセスが超不便


北部からは

バス🚌を乗り継いだり

直通の周回バス🚌があっても

本数が少なくて

恐ろしく時間がかかる



そのため 未だ

南北間の交流が

ほとんどおこなわれないため


町や住民の雰囲気 価値観 文化に

かなりの違いがある


尼崎には三つの劇場があるが

いずれも阪神沿線にあるので


北部の住人で

大衆演劇を観に行く人は

めったにいない


大衆演劇があることも知らないし 

知っていても 

怖くて行けない(らしい)



なので

尼崎の劇場に来ているお客は

南部地域の住人か


尼崎以外から来る

劇団追っかけファン 

大衆演劇ファン



高度成長期の尼崎は


国道43号線より南側に

多くの工場があったので


たくさんの人が 

南部(JR線より南)に住んでいた


阪神尼崎駅や出屋敷駅付近は

繁華街として大いに賑わい

大衆演劇は 庶民の娯楽だった


しかし 

現在の尼崎は

多くの工場が尼崎から撤退したため


南部の人口は激減


商店街も寂れ

当時のような賑わいはなく

市場はシャッター街


学校は

統廃合 閉校 単学級となり

人々は 子ども教育のため

北へ北へと移り住んでいった



今の南部地域は

子どもが少なく

独居の高齢者の率が高い


高齢者が自力で来れなくなると


尼崎にある劇場の

座付きのお客は


どんどん

減っていくだろうと思う