大学卒業から半年ちょい、主に版画を扱う画廊で働いてました。

毎朝掃除しながら、壁に展示してある作品の水平を微調整し直したりしながら、時々、常々いいなーと思ってた作品は、李禹煥さんの作品でした。


芋虫のようなぽってりした墨の短線が、画面いっぱい濃淡で飛び跳ねたりしてるようなやつだったんですが。

なんか良いなーと。


似たような墨線系(なんだそりゃ)でも、数年前に著者が話題になった篠田桃紅さんより、断然、李禹煥でした。

なんだろ、まろやかな筆跡みたいなんが好きなのか??


現代美術も抽象絵画も、ちょいといけ好かなくて、あまり理解できない方ですが、その時好きだった作品は、なんか生き物に見えたり、規則的に書き散らしてても、どこか自由に動いてるようにも見えて。

そんな感じが、なんだかよく分からないけど好きだったんですよね。


いま、東京で展覧会始まったところみたいですね。

いいなー、観たいなー。

遠いなー。うううー。

リンク先に載ってるインスタレーションとかは、やっぱあんまし理解できないけど。。


あ、来週これではなくて方角逆だけども、某展覧会を見にゆくのです!

めっちゃ楽しみ…!!