夏ですね。

子どもは明日から夏休みです。


今年はまだあまり、蝉の抜け殻を見てないなぁ〜と思ってたのですが、朝の通勤ルートから若干脇にそれたケヤキ並木で、大音量の鳴き声に遭遇しました。

頭の奥までワンワン響く大音声に、自分の心の内の独り言みたいなのも打ち消されて聞こえなくなるかのよう。


みんな一斉に、途切れることなく力いっぱい鳴いてて。

長い地中生活からやっと外界に出て来たぞ!とか、僕はここだぞ!!たくさん鳴いて子孫繁栄!!とばかり、周りに負けずに頑張ってる。


そう思うと、このうちの多くは来週にはもう動かなくなってるのかな、と切なさやら何やら、もろもろの感慨がよぎります。



そういえば、うちの小学一年生、生き物を見かけるたびに、その生き物がなんて言ってるか、いちいち聞いてくるんですが。


アリさんなんて言ってるの?トカゲさんなんて言ってるの?カブトムシさんなんて言ってるの?

ヤドカリさんなんて言ってるの?


あまり何も考えずにサクッと答えるのですが、大体何度もしつこいので、そのうち面倒になって、知らん!と流そうとすると、適当でいいから言って!と。


わたしゃイタコか!!

と、たまに思います。


ちょうど一昨日は、オオクワガタが飼育ケースから脱走して廊下の天井にくっついており。

第一発見者の私は、(黒い影が一瞬ゴキに思えて)そこそこびっくりして久しぶりに大きな悲鳴を上げたんですが。


その時にも、オオクワガタさんなんて言ってるの?

(またか〜)


狭いお部屋はもういやだ〜!!

広いところで遊びたいんだ!と代弁しつつ、脚立に乗ってお部屋に戻っていただきました。