最近は、月一回でなくて、ちょこちょこ、行ける時に行ってます。
てことで、昨日土曜日。
その前の金曜日に歯医者さんで、思ったより息子の虫歯が進んでるとわかり、深くショックを受け。
生え変わりまでのあと2, 3年を持ち堪えられるのか?今までずる、ずる、と悪くなってきたのに?と。不安と怖さ、諸々抱えて、色々思いながらのお散歩。
ひと通り巡って、最後の方のお社にて。
ふと目を挙げたら、不謹慎なところに釘打ってあるやん。。
おいおいおい。。
…なんて思いながらよく見ると、
カマキリのおチビさんでした。
びっくり。
その余韻を噛み締めながら石段を降りて、程よいところで腰をかけて、ちょっと七十二候を調べてみた。
いまは小満、紅花栄(べにばなさく)
蟷螂生ず(かまきりしょうず)、はまだ先の6月5日。
けど、木曜日も住宅街の植え込みで見かけたし。
これってきっと、生まれる、て意味ではなくて、ある程度成体に近いサイズが出てくる頃を指してるのかな?
スマホに日めくりというアプリを入れてるので、七十二候たまにチェックしますが、身の回りの自然の営みがある時期がわかって面白いです。
ポチポチしてたら、参拝に来た近所の方と思しきおじいさんに話しかけられた。
最初、スマホ見てたし聞き取りづらかったので独り言だと思ってスルーしてしまったけれど、近づくにつれハッキリとこちらに向かって話してきたのがわかって、ご挨拶。
なぜかスマホの月々の料金のことが話題に。。
歯が見えるとこ全部なくて聞き取りづらかったので、何となくで受け答えして会話っぽい雰囲気を醸して交流しただけだけど。
階段から落ちてしもたんや、と言うので、え?ここの階段??と思ったけど、杖をついて歩きにくい理由を教えてくれたのかな。作業用ズボンを履いてたので、何か工務店系の仕事で落ちた可能性もあるか。
にこにこ笑顔が印象的で、10月の火祭りが中止のことが残念だと仕切りに呟いて、ここ良い神社やろう、とどことなく誇らしげで。
いくつかの話題を交わした後、じゃあ行きますわと、石段の方へと去ってゆき。。
再び目をスマホに落とした私。
ほんのしばしのちに、今日はこれで帰りますわ、とまた声をかけられ、ご挨拶して。鳥居の横から出て曲がるのを何とはなしに見送る。
石の柵の向こうで、別の知り合いに会ったらしく挨拶する声が聞こえた。
きっと石段の下までが、おじいさんの日課の散歩なのかも知れない。
息子の歯🦷のことであれこれ思い悩んでた直後に、歯のないお爺さんと話す。。
どういうことだ。。
歯がなくなったって大丈夫だよ、なのか??
気にしすぎるなよ、なのか。
だけど、ちゃんとケアしないとこうなるぞ、なのか。
大切なのは心だよ、とかなのか。
わからないし、悩みは解消しないけど、なぜか心は軽くなった…気がする。