日曜日は午後から生駒山は宝山寺へ。
引っ越しして1ヶ月も過ぎ、やっとこさ行くことができました。
駅から出発して、いくらか登ったところで息子が催し。
どこか近所の公園にトイレがあるのでは?と期待してさらに少し登ったけど、どこも遠そうだし、施錠されてる可能性もあり。
諦めて降りて、昼食を食べたところまで戻ってトイレを借りました。(というか私もその店に帽子を忘れていたので、回収できて良かったです。)
息子には、何でお母さん、う○○って言ってるのに、登ったの?と何度もしつこく責められました。
だってせっかく登ったの降りたくなかったんだよ…。
一度降りたら、もう一回登る気力がなくなっちゃうでしょ??
てなことで、夫氏のとりなしで、道を変えて再び登りました。
駅から登る途中の参道が始まる辺りには、12月末に見学した物件があったのですが。
やー、ここにしなくて良かったね!無理だったわぁ!という話をヤンヤヤンヤとしながら登りました。
夫氏は参道の石畳沿いに住むという妄想にだいぶと魅力を感じていたようですが。
毎朝毎夕きつい傾斜の坂を行き来するとか、疲れた身体で買い物袋下げて登るとか、ほんと無理だったよ。。
だって冬とか道、凍結しちゃうんじゃないの??
そんなこんな会話しつつ、息子は疲れた〜家帰りたい〜と言うので、登ったらアイスだよ、と釣ったら急に元気に登り始める、というのを何度も繰り返し。
以前調べて、生駒山にあることだけは知ってたクンダリーニヨガ関係の看板を横目に確認して、登ってたら、、どう考えてもそこ関係の白いターバンを巻いたお髭の外人さんが上から下ってきた。。びっくり。
お子さん元気ですね、とニコニコ、こなれた日本語で話しかけてくれたので。
(いやぁもう、さっきまでグダグダでアイスでどうにか釣ったんですぅ)という内心を笑顔で取り繕って押し止めつつ、おかげさまで(何とか登ってます汗)という会話を交わすことができました。
ちょうど少し登ったらケーブルカーの宝山寺駅がある辺りで、素敵げなカフェとかTシャツ屋さん(ikomania)とか色々あり。
眺望抜群のインドネシアンカフェで、無事、息子との約束を果たせました。
美味しいジェラートでした。ふぅ。
足の疲れてもあり、ついのんびりして時間をだいぶ過ごしてしまいました。
そして私、何で景色の写真撮らなかったんだか…。
その後、さらに山を登って宝山寺まで行くよ、と言うと、もうほんと帰りたい息子(午前中、某イスカウトでそこそこ動いてたのもあり)は嫌がり、結局夫氏と入口の石段で待ってることに。
私だけお寺を拝観してきました。(ありがとう、夫氏)
鳥居をくぐって石段から振り返る。
隠れちゃってるけど木々の向こうからは、奈良の北〜東の景色が一望できます。
こちら入口。根本道場 根本霊場なのですね。
(意味は知りません)
宝山寺といえば、中興開山した湛海律師は彫刻も手掛けており、息子がベビーの頃に行った、たぶん常光寺の特別拝観で、ぞっとするように美しい仏像、おそらく鬼子母神像と、弁財天像か摩利支天像か何かを、拝見したことが思い出されました。
礼拝手順が貼ってありました。
もう16時も回っていたので、陽が山の樹々に掛かっております。
夕方にお参りとかあんま良くない説を聞くので、そそくさと回りましたが、途中、午後8時に閉門施錠します的な貼り紙を見た気がします。
いえ、じつは二度見したんですが、ホントか?と思ってしまって自信がないです。遅くてびっくり。。
暗いやん、怖いやん。。
後ろの岩壁が、役小角も修行なされたという般若窟。
生駒山を遠目に見ると、山の斜面から般若窟のとこだけポコっと飛び出て小さな頂を作ってるんです。
以前住んでた時も、気になってました。
この般若窟に上がる道は施錠されていて、近くまでは行けなかったのが残念。
で、最後に般若窟に安置されてる虚空蔵菩薩像、ほぼ目視不可でしたが、せめて画面に納めたかったので、角度を変えて再びパシャリ。
ところで、生駒には天神さんのお社はないと思い、勝手にご縁を感じていた私は、引っ越ししてから内心がっかりしてたのですが。
まさかの本堂の右手にありました。
最初、その小さなお社の前にたまたま何人も並んでたので、後回しにしたため、気付くのが帰る前の一番最後になりました。
似たような規模のお堂が幾つもあったので、何処が何でどうなのか、まだよくわかっておりませんが、境内マップで確認したところ、上の写真真ん中が本堂で、左手にちょっと見えてるのが拝殿で、その奥に聖天さん。
本堂には十一面観音様がいらっしゃるそうで、なんと天神さんの本地仏であるため、右手前に天神さんが祀られているということでした。
あれ?本堂のご本尊は不動明王とどっかで読んだけど、、十一面観音様はご本尊の横にいらっしゃるのだろうか??
小さなお社はぐるりと、牛の置物だらけで。
これもまた、よその天神さんではこんな数置かれてるの見たことない感じでしたので、驚きでした。
帰り道の参道。
ずらっと灯籠が並び、その向こうに生駒の街が見えます。
二人を待たせていたので、あまりじっくり過ごせなかったのが残念。
またゆっくり訪れたいと思います。