月の前半で恒例の散歩に出たいと思いつつ、あっという間に半ばを過ぎてしまいました。
ひと月ぶりの散歩は、季節の変化をとても感じます。
冬を感じさせる冷たい空気に、片っぽしか見つからなかった手袋で対抗しましたが、じきに慣れました。
往復の自転車では、ナヴァグラハストートラムを聴いて、覚えたいので追って唱えようと試みましたが、終始しどろもどろ。
中禰宜の道で自転車を止めてからはイヤホンを外して、小鳥の囀りや枯葉を踏む音を感じて歩きました。
若宮神社の下の道で、黄色い枯葉がゆらゆら左右に揺れながらゆっくり落ちてきたのが映画のカットみたいだと思ったり。
何かに耳を澄ませて立ちすくむ小さな鹿(人間でいうなら小学生高学年くらいか)にオハヨーと言ってみたり。
今を顧みつつ、先月の参拝でどんなことを考えてたかなんて、覚えてないもんだなーーと思いつつ。
回廊を歩きながら、最近Facebookで見かけたヨーロッパでのワクチン関係の話とかをつらつら思い返し日本はどうなるのかな、とか。
反対貫くのも受け入れるのも、煎じ詰めれば、魂としてはどっちもひとつの体験には変わりないのだろうな、なんて思ったり。サンプリングみたいだけど。。
九社巡りの一つ目、総社神社は以前鍵をなくした際に気持ち的にお世話になっており、ここに来ると家周りのことを思います。
そう言えば引っ越しの件は、実はいまだ50:50で。
この件は、我が家だけの意思では定まらないことなので、慎重を期してるのだけども。
引っ越しは私の通勤・体力には幾分メリットがありつつ(但し物件の選定に依る)、超面倒な諸手続きやなんかはどう考えても私がやることとか、諸々の手間や出費や息子の気持ちなど諸々考えると、心はつい現状維持に傾きがちだったりします。うーむ。
さて水谷神社では、いつも横に奉献の札が立ってるのは目に入っていたのだけど、今日はそれが意識に引っかかりました。
岩谷産業といえば、大阪は本町に本社社屋のある、あのガスの会社、いやエネルギー商社ではないですか。
ここの商品として容易に想起できるのは、家庭用カセットコンロやカセットボンベとかです。
なぜ水の神社にガスの会社が??てのがよく分からないけど、社長さんが信心深かったのか??
創業者の岩谷直治翁は島根出身で、親戚に竹下登、直系にDAIGO、石川佳純選手なのだそうな。。
老衰で102歳で大往生。
うーん、なぜ??
商品にウォーターサーバー『富士の湧水』があるからか??水素ステーションとかをしているからか?
え、水素と水は関係ないか。
どうせなら岩谷だから、谷つながり?
ちなみに2014年の春日大社の十日戎で福娘は岩谷産業の女性社員9名だったそうです。
福娘、、いいな。。
いや、私もう40過ぎのおばはんやけど。。
今更だけど、聖明神社は、生活全般をお守りくださる神様と書いてあります。
昔の人も、家のことならここにお祈りしに来たのかな?
隣の愛宕神社は、火の神様だから竃や炊事のことを。水谷神社は水回りのことを。総社神社は家周りのことを。
春日大社に来れば、何かしら目的に合った神様が拝めたということなのかしら。
聖明神社と愛宕神社のあたりは、どんぐりの実と、赤茶色の落ち葉だらけでした。秋です。
天神社、御祭神は天常立尊様と書きつつ、御神徳がまんま菅原道真公の天神様。。
なんかもうちょっと説明が欲しいと毎回思うし。
ここだけ少し地面が湿ってて、砂利増やすなり、なんとかして欲しいと毎度思います。。
で、いちおうここは別天神さまなので、人の世のことや地上のことではなく、手を合わせたらばいつも宇宙みたいなのを瞑想します。。
合ってるかわからんけど。
今日は目を閉じるなり、眉間から上がスカッと晴れてるな、青空??て思いました。
その場を離れてからも気になって、お社が低めだし、周りの樹木も少し遠巻きで、参拝中に頭が影に入らないからなのかな?なんて、近くの他のお社と見比べつつ思ったりしたのでした。
しかしそういえば、珍しく服の下にルドラクシャジャラジャラで来たことを後で思い出し。
もしかしてそっちの影響だったのかしら。。
そわかさんの水晶と、プレーンな4面6面で、合わせて4, 5, 6面のコンビです。
このうちよく使う2本を毎月神社の水場で濯いでます。。なんか良いかなと思って。。
実の中、カビてたりして。汗
このあと浮雲神社に行く途中、勢い良く落ちてきたどんぐりが地面(石に当たった?)で跳ね返って足に当たって痛かったです。。
大社の駐車場を見下ろすところにポツンとあるのが船戸神社。
意外とお賽銭がお盆に乗ってたりして、こぢんまりしてる割にじつは人気なのかな??と思います。
いつも、なんとなく可愛いと思ってたのだけど、失礼だっただろうか。。
立て札によると交通安全だけでなく、邪気の侵入を防ぐ塞神様でした。
読んで知っているようで、あんまり頭に入ってなかったなぁ、と新鮮に感じました。
で、奉献が日立造船、これは分かりやすく、納得。
この地の神様である、榎本神社の御祭神はやはり猿田彦命とだけ書かれておりました。
ところで、春日大社の春日明神4柱、私的にあまりメジャーでない神様に感じるのは、たぶん私が奈良に越してくるまで、あまり接点のない神様だったからなのでしょうかね。
帰路は、奥の院道を行くのですが、懸橋神社(葛城神社)御祭神一言主神様のところに奉献 読売新聞大阪本社と買いてあって、ふーむ、またなんでだろ??
それから、弘法大師の護摩壇跡のところで、チベットのお坊さんみたいな雰囲気(そんな色合わせ、きなり、臙脂、深緑の服を重ね着してた。)の性別不明な方が、手を壇の方へと向けて、じっと立って何かをじっくり感じてるようだったのが印象的でした。
最後、紀伊神社のとこで、啄木鳥が木を叩く音を耳にして。
その木を目で探して、あれかな??と目星をつけて。しばらく耳を傾けて。。
それから帰ったのでした。
もう次回は12月か。
一年早いですね。