出産の記録の続きですミツバ



「17日の朝までに生まれますよ!」と言われて、そのまま陣痛室へ移りました。



陣痛と陣痛の間の動ける時間に、トイレに行ったり主人に着替えを手伝ってもらったりしてベッドに横になりました。


もうこの頃には何分間隔なのかはかっている余裕は無かったのですが、明らかに陣痛の間隔は短くなっていきます。



そして、腰に激痛が走ると同時にお尻にも痛みがくるので、主人に陣痛が来るたびに腰を押してもらいました。


そして、「ふー!うー!」と鼻から吸って口から細く長く吐く呼吸を繰り返しました。



1時間ほど陣痛室にいたでしょうか汗



内診をしていただき「子宮口は7センチ開いています!歩けるうちに分娩室へ行きましょう!」と言われ、フラフラと分娩室へ。




(1枚だけなぜか主人に撮ってもらった陣痛の合間の写真が残っていました汗すっぴんで髪を振り乱し謎のほほえみえ゛!)



分娩台に上がって、また迫り来る陣痛と戦います。




当初主人には立ち会わないでいてもらうつもりでしたが、「やっぱり一緒に来てほしい!」と思い急遽立ち会い決定。



陣痛が来るたびに、脇の柵につかまり悶絶しました涙ポロリ


もはや回りの目なんかどうでもいい状態になり、絶叫していました・・・



陣痛のピークが過ぎると一生懸命赤ちゃんに酸素を送るため深呼吸。



主人もウチワであおぎながら、一緒に「ふー!ふー!」と深呼吸。



夜中の1時すぎに「まだいきんじゃダメですよ!」と言われてからが本格的につらかったです。


「出ちゃう!」と何回叫んでナースコールのヒモを引っ張ったか・・・汗


呼んでも呼んでも「まだいきまないでね!」と言われることの繰り返し。



その間も陣痛は強くなる一方で、体の中から大きなものが押し出されて破裂しそうな感覚に襲われました。



「いつまで我慢したらいいですか?」と助産師さんにたずねると「2時くらいまでかな!」と言われ、「あと50分位耐えるのかえ゛!」と絶望。



その後、2時まで喉がカラカラになるほど叫び続けました。


その間も「がんばれ!」「あとちょっとだよ!」と隣で声をかけてくれた主人。


その時はあまり耳に入りませんでしたが、今思い返してみるとハッキリと思い出されます。



2時すぎてから、またナースコールで助産師さんを呼んで「まだですか?(;_;)」と聞くと「あともうちょっと!ごめんね、2時って言ったもんね!」とちょっぴり笑われました汗



いつまで続くかわからない痛みに耐えながら主人にお尻を押してもらい、主人の腕にしがみつきひっかき傷を作りながら耐えること数分・・・



「子宮口全開です!」と言いながらお医者さんや助産師さんがやってきて、台が高くなり本格的な分娩の体勢にビックリマーク



怖かった会陰切開も「ちょっと切りますよー。」と言われてされるがまま。



会陰切開の前の痛み止めの注射がちょっぴりチクッとした位でした。



今までいきむのを我慢してきましたが、ここからは陣痛に合わせて息を吸って止めてレバーを思いっきり握っていきむ!の繰り返し。



何かが出ていく感覚がありました。


そして、何かがつかえている感覚もありました。


出そうで出ないのも辛く、迫り来る陣痛に耐えるのも辛く心が折れそうになりました。



しかし助産師さんから「もう赤ちゃんのお顔が見えてますよ!」「もう髪の毛が見えてます!」と言われて、最後の力を思いっきり込めました。




十数回いきんで、やっと頭が外に出てきてくれました。


主人の「わ!」という声が聞こえてきたので、恐らく私の頭側に立っていた主人からも赤ちゃんの頭が見えたのかなと思いました。


あとは、助産師さん達に手でひっぱってもらい無事産声をあげました。


2時27分flower*



本格的な痛みと戦っていた夕方18時から数えると8時間半の出来事でした。



「おわったー!」という感覚と「やっと会えたー!」という気持ちが混ざり合い、涙が出ました。


赤ちゃんの顔を見たら、痛みを忘れるって本当だなと思いました。



その後は、胎盤を出したり会陰切開の傷を塗ったりの作業。


そして、2時間ほど分娩台の上で安静にしていました。



その間も、主人とずっと赤ちゃんを眺めていました。




↑生まれて1時間後位の様子おんぷ♪



無事生まれてきてくれて、ありがとうキラキラ




妊娠直後から、自然分娩への恐怖がとても強く主人の立ち会いにも抵抗がありました。


しかし、終わってみたら自然分娩で立ち会い出産を選択していました。



きっと、娘が望んでこういうお産になったんだなと思います。



主人と娘との3人の初めての共同作業。


一生に一度しか経験できない忘れられない瞬間でした。



それから、ありきたりな言葉ですが「お母さん、生んでくれてありがとう。」と心から思いました。


これが私の出産の記録ですキラキラ








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