完全寛解という文面がスマホに届いた
私はおめでとう、よかったですねとよそ行きの心では思うことができた
でも勝手ににゃんと比べて勝手にイラついて結局今泣いている
最低な人間だと思う
ただにゃんと近い時期に白血病に罹ってにゃんは死んで彼女は病を克服した
もちろん病の種類も型も違う
彼女は治る可能性のあるものだったのだろう
にゃんは初めから予後不良だった
本人も調べてそれは分かっていた
わかっていてもどうすることもできずただ日々を戦うことしかできなかった
誰かを恨むことができるなら心の持ちようもあったと思う
それができないから安易に彼女のことをうらやんでしまうんだろう
にゃんが逝ってしまってからもう4年半が経つ
早いのか遅いのかはわからない
ただ私の時間は止まったままで何も進んでいないし何も後退してもいない
何度にゃんに私を呼んでくれと頼んだか
私を迎えに来てほしいと頼んだか
それでも思い通りにはならなくて今も私は生きている
どうして生かされているのだろうと毎日思っている
