こちらの続きです。
さて、突然のフリータイムができたのですが、
どうしようかな？
当初デート予定だった人は
他の女性との予定を入れてしまっている。
割り込むのもありかも？
とか、悪い考えが一瞬よぎったけど笑、
ちゃんと一対一で相手と会う約束をしたのなら、
しっかりその相手と向かい合ってもらいたい。
例えば大切にしたい人ができたのなら、
その人を大切にしてほしい。
邪魔するのは良くないなと、
友人的な思考が働き連絡はせず、
そっと彼を応援することにしました。
こういう時、１番気楽にお誘いできる、
フッ軽な御仁に声をかけてみよう
ごめん会食なのよ！
３秒で振られた〜
仕方ない、これは1人時間を楽しむべしという神のお告げだわ。
初の一人（夜）飲みを決行してみよう！！
（昼一人飲みは最近、初体験しました♡）
そもそも私、お酒は好きだけれど
10代の頃から下戸の彼氏としかお付き合い
していないので、サークルの飲み会、
会社関係の飲み会が経験のほとんど。
カップルでお酒を飲む場所に出かけるという経験が、婚外をするまでほぼ皆無だったのです。
なので夜に少人数でお酒を楽しみに行くっていうだけで、何だか大人な気分にワクワクし
（20年前から年齢的にはとっくに大人ですがw）ましてその場所がバー
ともなれば、興奮して鼻血でそうなくらい
いやでも、バーに一人で行くのは、ハードルが高すぎる。
いつも通り過ぎる駅構内のカジュアルなバーだとしても、やっぱりハードルが高すぎました
うろうろして結局バーには入らず、
立ち飲みできるこちらへ。
夕方にひとりでビールを立ち飲みしてるってだけで、なんだかいつもと違う気分
電車の時間を調べて、この電車で帰ろうって決め、ビールをグビグビ飲んでいたら
ちょっとペースが早すぎて、すぐグラスは空っぽに。
二杯目を飲むか飲まないかも含めメニュー表を見ながら真剣に吟味。
よしっ
これを飲もう！！
意を決してレジに並ぶと（先にお会計するシステム）、私の隣に立ち飲み席を取った人が、私の前の順番。
この方、ご自身の番になった時に後ろに並んでいた私に、
「何にします？」
って突然聞くので、
「え！？…黒ビール？」
と答えると、
何故かごちそうしてくださいました
何故ごちそうしてくださったのかは本当に謎で、その人はその後も無言でビールをさっと飲み、
スーツケースを持ってさっとお店を出ていかれました。
もしかして私、見ていられないほど
しょげかえった顔をしていたのかな
二杯目の黒ビールは、
ちょっとほろ苦い大人味でした