第３８回 高性能空気清浄機の併設も必要
こんにちは建築家・ryomaです
いつもご訪問いただきましてありがとうございます。
(^O^)
「住いと健康」 に関してお話しさせていただいて
いますが、あなたが住まいを建てられる場合など
のことについてその前に押さえておくべきポイント
や間取りについては、拙ブログのテーマ「住まい」
をご覧頂ければ幸いです。
今回は、住まいには付き物のハウスダスト
の予防と掃除についてお話します。
アトピー性皮膚炎や喘息や花粉などで悩まされて
いる方には、つらい季節に入ってきました。
ハウスダストには、前回にも表記しましたが、小は
目に見えない浮遊し続けるガスやにおいから、
いずれ落下するＰＭ2.5や花粉からダニの死骸粉、
カビ胞子そして、大は綿ほこりやペットの羽毛など
と雑多なものが含まれています。
花粉などの侵入時間それぞれまちまちで、
ハウスダストの大きさによって落下時間も違い
ますので室内の掃除にも悩むところでしょう。
ハウスダストの量は、家族構成や住まいの構造や
設備、生活スタイルによって違いが出てきますが、
それに加えて住まいの中に侵入してくる、PM2.5,
花粉、黄砂があります。
外部から侵入してくる花粉などの予防は、一般的
には、衣服などは花粉などが付着しにくい化繊系を
着用して帰宅のときは、玄関の外で肩などを軽く
ハタクことで、ある程度落とせます。
布団などを外部の天日で干す場合は、軽い化繊系
カバーを掛けて、室内に取り込む場合は、布団を
はたきで叩かずに掃除機で両面をゆっくりと吸い
込みます。
よく見かける光景ですが、布団の表面を叩く人が
おられますが、それは、禁じ手です、表面をはたくと、
布団の中に潜り込んでいたダニの死骸粉が表面に
叩き出されてくるからです。
その場合も、その後、掃除機での吸い取りされると
よろしいでしょう。
花粉やPM2.5や黄砂などは濡れている洗濯物に
は特に付着しやすいので、飛来予報の強い日は
室内干しがよろしいでしょう。
花粉などの飛来の多い日は、晴れている日ですが、
窓を明けますと、室内にも侵入してきますから
窓をしめますが、梅雨時は湿度が高く室内でも
過ごしにくくなります。
そこで、洗濯物の室内干しによって、さらに室内
湿度が 上昇し７０％以上で室温が２８℃以下
ですと、室内環境は、カビやダニの繁殖条件に
なりますので気をつけましょう。
そのため、その予防としては、 除湿や高機能
高性能のPM2.5なども集塵してしまう空気清浄機
を設置し、 その上で、床に落下している花粉など
を水拭き掃除をして、その後ハウスダストを舞い
上げない機能の掃除機での掃除が有効でしょう。
また、２００３年以前の新築住まいの場合は、
気密性も低いですから隙間も大きく、花粉などが
侵入して来やすいために、換気扇の運転は止めら
れるとよいでしょう。
ただ、２００３年以降の新築住まいの場合には、
気密性が高くなっていますので24時間換気設備が
付いています、その場合は、24時間換気は止め
ないでください。
別の健康障害が発症するおそれがあるからです。
どの程度の気密性であるかは、住まいによって
違いがありますので、設計者や工務店におたずね
ください。
今回は、ﾊｳｽダスト侵入予防と掃除などについての
お話でしたが少しでもご参考になりましたら幸いです。
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幸いです