ダウリーとは、花嫁(女性側)が花婿(男性側)へ持参金や家財道具を贈る慣習。
ダウリーはインド北部の上層のヒンドゥー教徒社会で発達したとされており、
女性が生家から婚家へ移る際に、婚出する生家側から、
花嫁自身ないし婚家側へ贈られる財産だそう。
ダウリーを準備するために、土地を売ったり、借金をしたりするケース、また、
贈ったダウリーに対して不満を持ち、花嫁を冷遇したり 、
暴力や夫からの一方的離婚の一因となっていたり、
執拗にダウリーを要求したりといったトラブルがあるようです。
ダウリーを禁ずる法律(1980年の「ダウリー禁止法(Dowry Prohibition Act)」)は
存在するのですが、慣習として根づいてしまっている。
与えることも受け取ることも罰則の対象となっているが、徹底されてはいない・・・
一方、日本の結納といえば
男性側から女性側へ贈られる結納金がつきものと思われがちですが、
本来結納はお金を贈るのではなく、着物や魚介類、お酒などを贈っていたそうです。
現在は、結婚支度金としての結納金があるとも言われています。
結納金禁止法って日本には、無いですね。
文化や習慣とみるだけでよいのか疑問が残る
うーーーん。