ダッカに滞在して1週間後、1ヶ月の断食が始まりました。
断食が始まると、イスラム教文化のバングラデシュの役場や会社では、
就業時間が短くなる場合があります。
さらに、リキシャやCNGの値段が高くなるという不都合も・・・
そもそも、断食とは
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断食といっても1ヶ月間という期間を完全に絶食するわけではなく、
日没から日の出までの間(=夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂る。
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断食をするかどうかは原則として宗教的モラルの問題である。
・・・・また、基本的に異教徒には強制されない。
・・・飲食物の摂取量を減らすことが目的なのではなく、
あくまで宗教的な試練として課される。
また、食べ物に対するありがたみを感じさせるためとも言われている。
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断食は苦行として行うことが目的ではない。
例えば、日没になれば、すぐに食事を摂り、
日が昇るぎりぎりまで食事を摂っている事が良いとされている。
・・・また苦しみを得る事が目的ではないので、
それを和らげるためにあらゆる方法を取ることはまったく問題がない。
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ラマダーン明けの祭りはイド・アル=フィルトと呼ばれ、盛大なものである。
(ウィキペディア参照)
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バングラデシュで思うことは、何十年も年に一度のイードを経験するって
どんなことだろうかと尋ねると。
みんな慣れちゃってて「そんなもの」って思ってるらしい。
昼間、労働意欲が減るのは仕方ないのかもね。
そんな断食ですが、日が沈むころアザーンが鳴り響くと
いっせいにイフタールを食べます。
イフタールとは???
次回のお楽しみ