私の金融総資産は、8000万円を超えている。マネーフォーワードを10年以上前から使っているので、資産推移をみてみるとやはり定年の2020年に急増している。しかし、退職金をたんまりもらったわけではない。30歳の中途入社だったうえ、もともと退職金が少ない会社だったので、退職金は約900万円と1000万円に届かなかった。
金融資産5000万円～1億円は準富裕層(野村総研)だそうだが、あまり富裕な感覚はない。もともと貯蓄体質で、マンション購入も頭金をかなり積んで(半分弱)、繰り上げ返済も繰り返した。おかげで10年余りで住宅ローンを完済できた。
完済後は、ローン返済分の資金を個人年金の積み立てに回した。個人年金は30歳過ぎから始めたが、月1～2万円程度だったが、ローン返済後は月6万円を積み立てに回した。
それが60歳満期となったので、約2000万円になった。約400万円を70歳までの10年間の年金払いにし、約1600万円は一括でもらった(税金の関係)。がん保険も解約したら、約100万円の払戻金があった。今、医療保険は都民生協の月4000円だけ。
定年後、預金も増えているが、やはり株式の増え方が資産形成のかなめのようだ。含み益が4月末現在で1725万円ある。それを差し引くと、総資産は6681万円。60歳の定年時と比べて413万円増えているだけだ。それでも年間100万円増やすことができている計算だ。
再雇用の給与は、手取り22万5千円＋高齢者雇用継続給付金が月1万1千円＝23万6千円。個人年金が月3万5千円(70歳まで)。昨年の配当金を月割りにすると1か月8万1千円。1カ月の収入は約32万円といったところ。まあ、定年前の給与手取りぐらいをなんとか維持している。ちなみにうちの会社は再雇用に賞与はありません。
再雇用も来年7月で終了する。年金は、手取りだと月14万～15万円ぐらいもらえそうだが、なんとか配当を月割り10万円以上にしたいものだ。(配当は、1年間分を別枠でためておいて、翌年1年間の生活費に回している)
金融資産の推移
年 総資産 預金 株式 年齢
2013 1147 624 320 53
2014 1957 888 768 54
2015 2222 827 1052 55
2016 2516 853 1355 56
2017 3235 1091 1841 57
2018 3278 1331 1750 58
2019 3909 1394 2276 59
2020 6268 3218 2344 60 (定年再雇用)
2021 6678 3021 3003 61
2022 7006 2658 3422 62
2023 8048 2599 4490 63
2024 8406 2644 4557 ー
※年末残高(2024年は4月末)
単位・万円/１万円未満切り捨て
投信などがあるので預金＋株式と総資産は一致しない