私は現在、早期退職のタイミングを53歳(今から12年後)としており、妻にもそう話している。
早期退職を考え始めた頃は、50歳とか55歳とかキリの良い年齢を想定していたが、今は一応53歳としている。


子どもの教育資金

子持ち家庭にとって1番のネックは「教育資金」
わが家は男の子2人で大学卒業までを想定しているが、高校・大学合わせて1人当たり700万円としている。
これは原則、貯金だけで対応する。
もちろん、不足が生じる可能性も高いが、そこは投資などのお金で補う予定だ。
今のキャッシュフロー想定だと、これを準備出来るのが、だいたい12年後になる。


住宅ローンの繰り上げ資金

次にわが家が抱える住宅ローン。
現時点で約4000万円あるのだが、これを退職手当+NISA(つみたて投資枠)で完全に繰り上げ返済できる資金が準備できるのも、概ね12年後の見込みである。


勤続30年であること

12年後はちょうど今の仕事が勤続30年を迎えるので、キリが良い(笑)
まあ、これは完全にどうでも良い基準ではありますが…。


第二の人生とのバランス

人生100年時代とか言うものの、実際に100歳まで自分が生きるかと言われたら、そんなことはないだろう。
とりあえず平均寿命の80歳と考えて、さらに健康寿命が70歳とすれば、53歳からの第二の人生は約17年となる。
これだけの期間があれば、次のことを何かするのには十分時間となるだろう。



もちろん、投資や貯蓄の進捗状況や家族の状態変化によって、計画の変更を余儀なくされる可能性は高いが、今の私にとっては53歳での早期退職が1番現実的な想定である。