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バリニーズリラクゼーション&エステサロン
San-tidur 斎藤です
知らないうちに血管が痛めつけられ、
肥満、突然死、認知症まで招いてしまう食後高血糖(血糖値スパイク)
日本全体で1400万人以上、
やせ型の女性の5人に1人、などのデータが
発表されています。
血糖値とは血中を流れる糖分の量で、一定値より高い状態が続くと糖尿病と診断されます。
しかし糖尿病ではない人の中に
普段は正常な血糖値でも食後の短時間だけ血糖値が急上昇するという現象を血糖値スパイクと言います。
青線が健康な人の一日の血糖値の変化。ゆるやかに上下しています。
赤線が血糖値スパイクが起きている人。食後に血糖値の急上昇が見られます。
血糖値が急激に上がるとインスリンが大量に分泌されます。インスリンには使い切れなかった糖を脂肪に変えて蓄える働きがあるので、太りやすくなります。
こうした血糖値スパイクの状態が続くと
活性酸素が大量に発生し血管の内壁が傷付き、
修復するために壁が厚くなり動脈硬化などを起こします。
さらに、インスリンを分泌させる膵臓が正常なや働かなくなり必要以上に血糖値を下げてしまう
「反応性低血糖症」になることも。やたら眠くなったり、イライラしたり、疲れやすくなります。
【血糖値スパイクを起こさせない3つの対策】
①食べる順番を野菜→肉・魚→ご飯・パンにする
野菜の食物繊維やタンパク質の働きで糖の吸収をゆるやかにさせることで血糖値スパイクを防ぎます。
②1日3食食べる
朝ごはんを抜いて昼ごはんから食べるなど、しばらく何も食べずにいた後の食事は血糖値スパイクが一層起きやすくなります。忙しく時間がなくても少量でも食べるようにしまょう。
③食後すぐのちょっとした運動が有効
食後、散歩程度の運動でも速やかに血糖値が下がることがわかっています。これは、食後15分程度は消化吸収の為に集められている血液を、運動によって手足などに分散させ、糖の吸収をゆるやかにする効果があるからです。
以上のように、重要なポイントはご飯やパンなどに多く含まれる糖質が体に吸収されるスピードを遅くすること。
食事の順番だけで簡単に防げるので、ぜひ参考にしてください。
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