1,000回ころんだ先。
それでも未だに目的をもって生きている。
転んでいる方のお役に少しでも立てればと思います。
さて、それでは本題に。
3番目の妹は倒産後、別の仕事をしていたように記憶している。
祖父は働かずとも、父から毎月50万円の生活費をもらっていた。
当時としては破額で、年金ももらっていたから羽振りは良かったはず。
父が用意した事務所兼住戸に住み、全室にクーラーがあり常時稼働していた。
ただ、オーストラリアの外交官の妻の次女を除く2人の姉妹は祖父母と同じ住宅街に住んでいた。
そこを売り払って頭金は払っているようだった。
父親が強引に引き離したのかと思ったが、そうではなく、祖母が毎日孫の面倒を見るのが辛い、
妹夫婦が集まっては食事を作る、洗うのが辛いとこぼしていたようだ。
それでも、妹夫婦や従妹たちは毎週のように事務所兼住戸に訪れ、自由に食べたいものを食べ自宅のように過ごしていた。
うちはそこから歩いて5分くらいの中古住宅だった。
父親が話し合いに向かうという。
前回は祖父が包丁で父を刺そうとしたらしい。
そして、その時に3番目の妹の旦那は父親を羽交い締めにしたそう。
なんとなく、誰が争いの原因かは理解した。
夜の8時ごろだったが、父は事務所兼住戸へ向かった。
つづく