ご機嫌いかがでしょうか?

 

その痛みから、卒業しましょう。

 

 

【整体】とは【自ら身体を整えること】であって

 

外力で、ボキボキやってもらうことでは有りません。

 

 

これは、近代整体の祖とも言われる

 

野口晴哉(のぐちはるちか)先生が

 

活元運動

 

と言う言葉によって

 

明確に述べていらっしゃいます。

 

 

東洋医学のみならず、あなたの一番身近であるはずの医学は

 

衣・食・住に関わっています。

 

気温が下がれば

 

着衣を重ねて冷やさないようにします。

 

食事も、栄養の摂り方を考えて用意します。

 

住まいの清潔さ、整理整頓、設備などのいわゆる住環境も、身体の状態に合わせて

 

整えるべきです。(手すりをつけたり、段差を調節したり)

 

 

今回は、案外知られていない【腰痛】についてお話しします。

 

元来、腰痛は、腰が弱くなって起こると考えられているように感じます。

 

27年に及ぶ臨床経験で皆さんからよくお聞きする感想です。

 

 

しかし、実態は違います。

 

立っている姿勢は、背筋を使うことが原理原則です。

 

小学生の時の体力テストでも経験のあるように

 

引っ張りあげて測定します。

 

 

ですから、立っていられる人間は

 

そもそも、背筋力は十分なのです。

 

 

では、なぜ

 

 

腰痛は起こるのでしょうか?

 

 

答えは、比較して、背筋が強くなり過ぎているからですね。

 

 

 

今まで、知られている【腰痛】に対するアプローチは

 

強くなりすぎている背筋を揉んだり、鍼をうって働きにくくすると言う、

 

いじめて働きを弱めることによる

 

対症療法でした。(この場合の鍼は【瀉法】です)

 

 

充実している

 

もしくは、

 

働き過ぎているところから

 

チカラを奪う方法を

 

瀉法(しゃほう)と言います。

 

 

と、言うことは

 

 

背筋(腰)を

 

弱くなっている腹筋や側方にある筋肉に

 

チカラの働き方を合わせる(弱める)と

 

 

一時的に楽になったように勘違いします。

 

 

 

ところが、本当の問題解決にはなり得ません。

 

通院し続けなければ、他人任せでなければ、治らない(おさまらない)状態です。

 

 

では、

 

私は、本当のことをお話ししましょう。

 

 

物体を、片手で持つより両手で持った方が軽く感じますよね?

 【導引吐納®︎】体幹固定の基礎の基礎筋トレの前に押さえておくべきイ・ロ ・ハです。20年以上前から言ってきています。誤解されて伝わっているので、きちんと順を追って伝えていきます。色々と聞いて皆さん混乱しているようですから、実感できるようにやってみます。リンクyoutu.be


 

でしたら、

 

身体も、後方(背面の筋肉)だけで支えるより

 

前面(腹部の筋肉)

 

側面(腹筋の一部腹斜筋等)を活用して

 

背骨をできるだけ、全て(多くの参加)によって

 

支えるべきなのです。

 

 

方法の、第一歩として

 

腹部のあらゆる【癒着】を剥がすべきです。

 

 

世に、出回っている、ほとんどの方法は

 

外力のみを利用したものですが

 

導引吐納®︎

 

では、

 

ご本人の、意志による呼吸(専門家の指導が必要です。)

 

によって、

 

いとも簡単に

 

実行でき、実感してもらえます。

 

 

結局のところ

 

 

1、比較して、強すぎる背筋を休めさせ、

 

2、弱すぎる(働く感覚のない)腹筋を働かせ、

 

3、双方の協調性を結びつける運動法(導引吐納®︎)を身に付けさえすれば良いのです。

 

よって

 

弱っているところの

 

働きを促す(うながす)方法

 

補法(おぎなう方法)を用いるべきです。

 

解決法は有ります。

 

参学 導引吐納®︎ 藤原 將芳

https://www.sangaku-studio.jp/